玉川大学は4月27日、2018年度より新たな奨学金入試制度を開始すると発表した。授業料が国公立大学の授業料と同額になるほか、入学金を除き、教育研究諸料や施設設備金が免除される。全学部合計で最大40名を募集する。 新たに開始する「国公立大学併願スカラシップ入学試験」は、個別試験は行わず、大学入試センター試験を利用して合否を判定する入試制度。AO型入学審査や推薦入学試験などで合格した人も受験できる。また、大学入試センター試験利用入試(前期)にプラス5,000円で併願もできる。 「国公立大学併願スカラシップ入学試験」で奨学生に採用されると、教育研究諸料や施設設備金が免除される(入学金を除く)ほか、授業料が国公立大学の授業料(53万5,800円)と同額になる。募集人員は、全学部合計で最大40名。なお、国公立大学の授業料変動の場合は、それに準じる。 玉川大学ではほかにも、筆記試験の成績に応じて授業料の全額相当もしくは半額相当、3分の1相当額を入学後に給付する「給付型奨学金入学試験」も実施している。いずれの入学試験も、出願資格など詳細は9月中旬に公開予定の「入学試験要項」で確認する必要がある。