教科用図書検定、小学校プログラミング教育関連規定を新設

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 文部科学省の教科用図書検定調査審議会は5月23日、教科書の改善についてまとめた報告書を公表した。次期学習指導要領の実施に向けた教科用図書検定基準の改善では、小学校のプログラミング教育に関連する規定が新設された。

 教科用図書検定調査審議会は、2016年9月8日に文部科学大臣より「次期学習指導要領の実施に対応した教科書」「デジタル教科書の導入の検討に関連した教科書」「教科書検定手続き」の3点の改善方策について審議要請がなされた。これを受けて同審議会は関係団体などからの意見聴取を行い、検討を進めてきた結果を報告書としてまとめた。

 次期学習指導要領の実施に向けた教科用図書検定基準の改善では、小学校におけるプログラミング教育に関連する規定が新設された。小学校の理科や算数の次期学習指導要領におけるプログラミング教育の位置付けを踏まえつつ、それらの内容が教科書で取りあげられるよう検定基準で規定する必要があるとした。

 デジタル教科書の導入の検討に関連した教科用図書検定基準の改善では、URLやQRコードなどの取扱いについて言及。現行の検定基準では、URLやQRコードに関して明確な取扱いは定められていないため、「引用」や「特定の営利企業、商品などの宣伝」とは別に明確化することが適当であるとした。

 特に、外国語教育については、新たに教科として導入される小学校外国語をはじめ、教科書の内容を音声化した教材が必要であること、音声機能のあるデジタル教材と一体となったデジタル教科書は、紙の教科書を補ううえで重要であることなどの意見があった。そのため、外国語の教科書の内容(本文のスクリプト)を音声化したものを教科書発行者のWebサイトに掲載した場合は、URLやQRコードの積極的な記載を許容することを外国語の「教科固有の条件」として位置付けることが適当であるとした。
《工藤めぐみ》

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