新センター試験英語、H35年度までは民間・共通テスト併用に賛成

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 国立大学協会は7月10日、文部科学省の「大学入学共通テスト実施方針(案)」に関する会長コメントを公表。英語4技能の評価に関し、民間の認定試験の活用とともに、平成35年度までは共通テストの英語試験も継続する案に、同協会の考え方に沿うものと述べた。

 国立大学協会によると、文部科学省の会議において審議・了承された「大学入学共通テスト実施方針(案)」において、英語4技能の評価については、民間の認定試験を活用するとともに、共通テストの英語試験も認定試験の実施・活用状況などを検証しつつ、平成35年度までは継続して実施する考えが示された。

 同協会は6月14日付で公表した「『高大接続改革の進捗状況について』に対する意見」において、認定試験を「活用する」ことと、認定試験をもって共通テストの「代替とする」こととは、その実質に断絶があると指摘。試験の作問主体が大学入試センターでないことがもたらす影響を危惧しており、平成33年度入学者選抜に導入される認定試験の実施・活用状況などを検証のうえ、その後しかるべき時期に判断するよう求めていた。

 今回の文部科学省の実施方針に関して、この協会の意見書における考え方に沿うものであるとコメント。また、英語4技能の評価のために認定試験を積極的に活用すること自体には賛同するとしている。大学や高校、受験生などの理解を得て、具体的な活用の在り方に関する検討・準備が促進されるよう、認定試験制度のさらなる詳細を早急に示されることを文部科学省に対して求めた。

 同協会は今後の制度設計などの検討状況を踏まえつつ、「国立大学協会の基本方針」を策定する考え。すべての国立大学が基本理念を共有して、改革に取り組むことができるよう努めるとコメントしている。
《黄金崎綾乃》

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