オリオン座流星群10/21深夜から見頃、2017年は好条件

 オリオン座流星群が10月21日夜にピークを迎える。見頃は、10月21日深夜から22日明け方にかけて。2017年は月明かりの影響がまったくない好条件で、条件が良いところでは1時間あたり20個程度が見えると予想されている。

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2017年10月22日0時(東京)の「オリオン座流星群」のシミュレーション (c) アストロアーツ
  • 2017年10月22日0時(東京)の「オリオン座流星群」のシミュレーション (c) アストロアーツ
  • 流星電波観測国際プロジェクト
 オリオン座流星群が10月21日夜にピークを迎える。見頃は、10月21日深夜から22日明け方にかけて。2017年は月明かりの影響がまったくない好条件で、条件が良いところでは1時間あたり20個程度が見えると予想されている。

 オリオン座流星群は、5月のみずがめ座η(エータ)流星群と同じハレー彗星を母天体とする流星群。明るい流星が多く、有痕率も高いため、眼視観測しやすい流星群だという。

 アストロアーツによると、予想極大時刻は10月21日の午後8時ごろで、放射点が昇ってくる21日深夜から22日の明け方にかけて見頃だという。2017年は月明かりの影響がまったくない好条件なので、広く空を見渡しての観測が可能。空の条件がよいところでは1時間あたり20個程度、空が明るいところや視界が開けていないところでは5~10個ほど見えると予想されている。

 流星電波観測国際プロジェクトも、日本における観測条件は「好条件」で、見る方角は「どこでも構わない」としている。見頃となる時間帯は、第1候補が10月21日深夜0時~夜明け、第2候補が10月22日深夜0時~夜明け。また、この時期の夜はかなり冷えるため、注意が必要だという。

 また、国立天文台は、極大となる10月21日の前後4~5日間の未明に観測できるとしている。
《外岡紘代》

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