【年末年始】孫へのお年玉…関東と関西、平均が高いのは?

 あおぞら銀行が公表した「シニアのリアル調査2017」によると、祖父母から孫へのお年玉の平均額は8,100円と、前年より200円増加したことがわかった。地域別の平均額は関東8,200円、関西7,600円で、2014年の調査開始以降初めて関東が関西を上回った。

生活・健康 保護者
孫へのお年玉の金額
  • 孫へのお年玉の金額
  • 孫へのお年玉の金額(エリア別)
  • 孫へのお年玉の金額(年代別)
  • 孫に将来就いてほしい職業ランキング
 あおぞら銀行が公表した「シニアのリアル調査2017」によると、祖父母から孫へのお年玉の平均額は8,100円と、前年より200円増加したことがわかった。地域別の平均額は関東8,200円、関西7,600円で、2014年の調査開始以降初めて関東が関西を上回った。

 「シニアのリアル調査2017」は、シニアの暮らしぶり、老後の意識、資産運用、旅行や外食、趣味、子どもや孫についてなど、さまざまな視点からお金に関連する実態やその意識を調べることが目的。全国の55歳~74歳の男女を対象に行われ、2,070人から回答を得た。調査期間は2017年6月14日~16日。

 小学生の孫へのお年玉の平均額は1人あたり8,100円で、2016年調査から200円増加した。もっとも多かったのは「5,000円~1万円未満」33.0%、ついで「1万円~1万5,000円未満」29.2%、「3,000円~5,000円未満」10.6%、「2万円以上」9.0%など。

 お年玉の平均額をエリア別に見ると、関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)が前年比700円増となる8,200円関西(大阪・京都・兵庫・奈良)が前年比1,400円減の7,600円だった。関東のお年玉の平均額が関西を上回るのは、2014年の調査開始以降初めて。シニアの年代別では、70代前半が9,100円、60代が7,800円、50代後半が6,900円と、年齢が高いほど金額が高かった。

 孫に就いてほしい職業の1位は、「公務員(教師・教授除く)・外交官」25.3%。2位「医師」21.0%、3位「科学者・研究者・学芸員」15.2%、4位「公認会計士・弁理士・税理士」9.6%、5位「教員・教授」8.7%など。2016年調査同様、安定性と専門性を重視する傾向が見られた。また、「IT関連」が2016年調査の12位から8位にランクアップ。デジタル化が孫の職業への期待にも影響していた。
《外岡紘代》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top