2017年「アプリオブザイヤー」投票受付中、100アプリ決定

 スマホアプリ分析プラットフォーム「App Ape」を手掛けるフラーは、2017年を代表する100アプリを決定。選出したアプリは「App Ape Award 2017」にノミネートされている。特設サイトでは現在ユーザーの事前投票を受付中。各部門の大賞は2018年2月7日に発表される。

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App Ape Award 2017 Best 100 Apps
  • App Ape Award 2017 Best 100 Apps
  • 「App Ape Award 2017」特設ノミネートサイト
  • ノミネートアプリ/アプリ部門(一部)
  • ノミネートアプリ/ゲーム部門(一部)
 スマホアプリ分析プラットフォーム「App Ape」を手掛けるフラーは、2017年を代表する100アプリを決定。選出したアプリは「App Ape Award 2017」にノミネートされている。特設サイトでは現在ユーザーの事前投票を受付中。各部門の大賞は2018年2月7日に発表される。

 フラーの「App Ape」は、アプリ実利用データを活用したアプリ市場・競合分析ツール。導入社数3,000社を突破し、アプリ売り上げランキング上位の企業100社のうち82%が利用しているという。

 今回発表したのは、2017年利用者数が増えた勢いのある100アプリ。2016年11月から2017年12月末までのApp Apeデータを精査し決定した。内訳はアプリ部門50アプリ、ゲーム部門50アプリ。

 ノミネート基準は、2017年に新規リリースしたアプリでユーザー数を一定数以上獲得したものと、2016年以前にリリースしたアプリで2016年と比較し2017年にユーザーを伸ばしたものをApp Apeで分析、選出。またカテゴリは、2017年に話題となったり急上昇したりしたものについてApp Apeのデータをもとに独自に選出した。

 2017年のアプリ業界のキーワードは「競争の激化」と「アプリシフトの加速」だという。今回ノミネートした100アプリのうち、2016年に引き続き2年連続でノミネートしたのは15アプリにとどまった。アプリの所持数が頭打ちになり利用が伸び悩むアプリが数多くある中で、急上昇するアプリは成長し続けるという二極化もみられるという。

 また、景気回復や仮想通貨への注目の高まりなどから生活に直結したFintech系のアプリが2016年の1から6アプリに、家庭での学習につながる教育系のアプリも0から5アプリへと急増。あらゆる生活行動がアプリと紐付けられ、アプリへのシフトが昨年以上に加速する傾向にあるという。

 ノミネートした教育系の5アプリは、「英単語アプリ ターゲットの友for 1900」(Obunsha Co.,Ltd)、「NHKオトッペずかん」(NHK)、「スタディサプリ高校講座/大学受験講座」(Recruit Holdings Co.,Ltd)、「英単語アプリmikan」(mikan Co.,Ltd)、「Studyplus勉強を習慣化」(Studyplus Inc.)

 なお、「App Ape Award 2017」は2018年2月7日に東京都内で開催予定。現在特設サイトで受け付けている事前投票と当日の参加者による投票を踏まえ、今回ノミネートした100アプリの中から各部門の大賞「アプリオブザイヤー」の受賞アプリが発表される。
《荻田和子》

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