【高校受験2018】北海道公立高入試<社会>講評…やや難化

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2018年度 北海道公立高校入試<社会>講評
  • 2018年度 北海道公立高校入試<社会>講評
 平成30年3月6日(火)、平成30年度(2018年度)北海道立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムは、練成会の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

◆<社会>講評(練成会 提供)

 特徴…昨年よりやや難・小問が2問減少

 昨年度同様、大問4題(小問集合・地理・歴史・公民各1題)が出題されたが、小問数は昨年度より2問少ない41問となった。3分野間の配点は、地理、歴史、公民とも各20点ずつになっている。

 大問1の小問集合は、各分野の基本事項を問う問題。裁判員制度において実施されることがらを順番に並べる問題、イギリスの産業革命後にインドに輸出された製品に関する問題、国際連合の人権に対する取り組みに関する問題も出題された。

 大問2は、古代~現代の農業を中心とした産業、文化に関する問題。問2地租改正の納税方法に関する記述問題、問3ほしかの原料と九十九里浜のある半島を選ぶ問題、問7弥生~昭和時代の農業の特色をまとめたカードを時代の古い順に並べる問題が出題された。得点差のつきやすい、記述問題、位置を問う問題、時代順に並べかえる問題などが多く出題された。

 大問3は公民の問題。人権・政治・国際社会に関連する内容を、資料やグラフ、表を用いて出題している。問1衆議院の優越事項の内容を選ぶ問題、問2立憲主義を憲法によって制限するものと守るものがわかるように説明する問題は、細かな知識に加えて、正確な表現力が必要なやや難しい問題。

 大問4は略地図や統計資料等を用いた地理の問題。問1ロンドンとニューヨークに当てはまる内容を、時差が記載されている表からグラフを作成する問題は、日本との位置と時間の関係が正確に身についているかがポイント。グラフ等の作成は、平成27年以来3年ぶりの出題となった。

 大問1の小問集合は基本事項が多く、教科書レベルの知識を整理して覚えておく必要がある。大問2~4にはやや難度が高い問題もあり、単に用語を暗記するだけではなく、出来事の時代背景や統計資料の項目から時代名、国、都道府県などを判断できる力をつけておくことも必要である。また、用語の意味や出来事の原因等を正確に表現する力をつけることも不可欠である。
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 このレポートは平成30年3月6日(火)に速報として練成会により作成されたもの。

協力:練成会
《編集部》

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