プログラミングの理解度をはかる「IchigoJam検定」小学生以上を想定

 オープンデータ利用の促進や企画、IchigoJam事業の運営を行うjig.jpグループのB Inc.は、B Inc.が提供している子どもパソコン「IchigoJam」の理解やスキルを計る「IchigoJam検定」を2018年春より開始する。

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 オープンデータ利用の促進や企画、IchigoJam事業の運営を行うjig.jpグループのB Inc.は、B Inc.が提供している子どもパソコン「IchigoJam」の理解やスキルをはかる「IchigoJam検定」を2018年春より開始する。

 「IchigoJam」は、小さなメモリで動作するIchigoJam BASICをOSとして搭載した、手のひらサイズのプログラミング専用子どもパソコン。テレビとキーボードをつなげば、すぐにプログラミングの学習を始めることができる。「IchigoJam検定」は、IchigoJamでのプログラミングの理解度・習熟度をはかる検定試験で、プログラミング教育の認知度向上および子どもたちのステップアップ意欲の育成を目的とし、2018年春より開始する。

 IchigoJam検定は年4回実施予定で、級種は1級~10級で構成。検定開始当初は9級と10級のみで、8級以降は順次開設していく予定だという。設問は、蘆田昇氏の著書「IchigoJamでプログラミング」「親子でベーシック入門IchigoJamではじめてのプログラミング」に加え、IchigoJamのWebサイトにて公開されている「IchigoJamはじめのいっぽ」の内容をもとに作成されている。

 IchigoJam検定の正式開始を前に、IchigoJam生誕の地である福井県鯖江市に拠点を置く「エル・コミュニティ」協力のもと、普段からプログラミング教室に通うシニアを対象に検定の先行実施を行った。受験者からは、「普段は自然と操作していることも、文字で読むと困惑することもあり、言葉の意味を振り返るきっかけになった」などの声が寄せられている。

 受験の想定対象は小学生以上だが、年齢制限はない。試験時間は9・10級が30分、1~8級は50分。出題形式は4択制で全20問。80%の正答で合格となる。受験料は、9~10級が1,000円、4~8級が1,500円、1~3級が2,000円(いずれも税込)。検定の開催に関しては、試験会場およびIchigoJamのWebサイトにて案内される。申込みは、試験会場(管理教室)にて受け付ける。
《桑田あや》

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