日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)は2018年4月24日、2017年小学生の「将来なりたい職業」ランキングを発表した。男子の1位は前年(2016年)に引き続き「サッカー選手・監督など」がランクインし、女子の1位には集計を開始して以来初めて「看護師」が選ばれた。 日本FP協会が、毎年実施している「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」の応募作品から、作文に描かれた小学生の夢(なりたい職業)を集計。5月5日の「こどもの日」にちなみ、ランキングとして発表した。応募作品数は、3,974人(男子1,857人、女子2,117人)。1人で複数の職業を希望する児童がいるため、職業数は男子1,907種類、女子2,205種類にのぼる。 男子は、1位が「サッカー選手・監督など」189人、2位が「野球選手・監督など」181人と、サッカーと野球が人気を二分した。3位は「医師」109人、4位は「ゲーム制作関連」105人、5位は「建築士」62人。トップ5までは、前年とまったく同じ結果となったが、6位には「ユーチューバー」が14位からランクアップした。 女子は、1位に前年4位の「看護師」が146人の票を獲得して浮上。2007年度の集計開始以来、初めて1位に選ばれた。2位には、前年3位の「パティシエール」が130人で入った。前年1位の「保育士」と前年2位の「医師」はともに122人で3位だった。 日本FP協会では、全希望職業を網羅した詳細な結果についてもWebサイトで公開している。◆2017年小学生の「将来なりたい職業」ランキング<男子>1位:サッカー選手・監督など2位:野球選手・監督など3位:医師4位:ゲーム制作関連5位:建築士6位:ユーチューバー7位:バスケットボール選手・コーチ8位:大工8位:警察官・警察関連10位:科学者・研究者<女子>1位:看護師2位:パティシエール3位:医師3位:保育士5位:ファッション関連(デザイナーなど)6位:獣医7位:薬剤師8位:美容師9位:教師10位:漫画家