【NEE2018】新学習指導要領「データの活用」に対応、便利な算数教具

教育・受験 先生

New Education Expo 2018(NEE2018)で展示されている、内田洋行の算数教具
  • New Education Expo 2018(NEE2018)で展示されている、内田洋行の算数教具
  • 内田洋行「棒グラフシート」に貼り付けられた「可変棒グラフ」。マグネット式で取外しやすく、側面にはめもりを施した。布をつまみ上下させれば、簡単にグラフを調整できる
  • 内田洋行「くだものカードセット」の利用例。いちごよりメロンは大きい、でも個数は同じ…。数の概念を学ぶ教材だ
 2018年6月9日まで東京ファッションタウンビル(TFT)で開催されている、教育関係者向けイベント「New Education Expo 2018(NEE2018)」。「ICT&ネットワーク/セキュリティ」「教材・教具&理化学機器」「教育ソフトウェア&コンテンツ/語学学習」「ハードウェア&学校設備」という、4つの展示テーマのうち、「教材・教具&理化学機器」で公開されていた内田洋行の算数教具を紹介する。

 2017年3月に公示された、2020年からの学習指導要領。小学校の学習指導要領では、「算数」の内容として、現行の「量と測定」をもとにした「測定」および「変化と関係」、「数量関係」をもとにした「データの活用」が新しく設けられた。よって、扱う領域は「数と計算」「図形」「測定」「変化と関係」
および「データの活用」の5つに改訂されている。

 このうち、「データの活用」では、目的に応じてデータを収集、分類整理し、結果を適切に表現する素質や能力が求められる。統計データの特徴を読み取り、判断したり意見を言い合ったりするという、統合的な力を身に付けることを目指す。

 たとえば、小学1年生では、大きさに関わらない「ものの個数」という概念を学び、絵や図で表すという、分類整理を学ぶ。小学2年生では、身の回りにある数量を分類整理し、○などを用いたグラフで表し、その特徴を捉えて考察する。小学3年生では二次元表を用い、小学4年生では折れ線グラフや複合グラフを取り扱う。小学5年生では円グラフや帯グラフを取扱い、データから導いた結論を多面的に捉え、考察する力が求められる。小学6年生ではさらに、批判的に考察する力も身に付けるべき能力としてあげられている。

 内田洋行は新学習指導要領の改訂を受け、NEE2018内に算数教具を扱うブースを設置。黒板に貼り付けて利用できる「棒グラフシート」と「可変棒グラフ」などを展示し、授業進行をスムーズにする算数授業の例を提案していた。

内田洋行「棒グラフシート」に貼り付けられた「可変棒グラフ」。マグネット式で取外しやすく、側面にはめもりを施した。布をつまみ上下させれば、簡単にグラフを調整できる
画像:「可変棒グラフ」を拡大したようす

 「可変棒グラフ」は、色が分かれている布のつまみを動かすだけで、簡単に棒グラフを表現できるマグネット棒。グラフ表現だけでなく、黒板定規としても利用できるよう、側面にはめもりを設ける工夫が施されている。マグネットタイプのため、黒板からの取外しも容易。「棒グラフシート」とあわせて利用すれば、授業ごとに黒板に表を書いたり消したりする手間が省けそうだ。

 内田洋行はこのほか、数の概念の学びをサポートする「くだものカードセット」や、複数の帯グラフの比較がしやすい「帯グラフシート」を展示中。これからの算数指導を考えている教育関係者は、ブースをのぞいてみてはいかがだろうか。
《佐藤亜希》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)