反転学習で英語授業、青学・小張敬之教授が指南…iTeachers TV

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【Vol.145】小張敬之 先生(青山学院大学)後編 (画像は動画の一部)
  • 【Vol.145】小張敬之 先生(青山学院大学)後編 (画像は動画の一部)
  • 青山学院大学 授業で利用できるe-Learning教材の種類
 iTeachers TVは2018年6月20日、YouTube公式チャンネル内に「iTeachersTV ~教育ICTの実践者たち~」Vol.145を公開した。青山学院大学の小張敬之(おばり ひろゆき)教授が登場し、ICTやモバイルテクノロジーを利用した英語教育について紹介する。

 小張教授は、前編動画で教育の3本柱」は「ICT」「英語力」「世界観/神観」にあると述べた。21世紀型の教育には、AIやビッグデータ、バーチャルリアリティ(VR)といった教育方法や、英語を利用した思考や表現力、そして意思決定や行動決定に影響を与えている「世界観/神観」が重要である。

 後編動画ではこのうち、英語力について言及。外国語教育に欠かせない「まずは使ってみる」という姿勢と、昨今のモバイルテクノロジーをかけあわせ、常に学習できる環境を生かした英語教育のよさを説いた。

 小張教授は、ICTやモバイルテクノロジーを利用した英語教育のケーススタディとして、2年ほど前に青山学院大学経済学部1年生の授業で行われた反転学習の研究結果を紹介した。同大学は英語学習に関するeラーニング環境を整備しており、反転学習ではTOEICに関する英語教材を利用した。

 TOEICスコアをもとに、反転授業とそうでない授業で学んだ学生の伸びを見てみると、通常授業の学生群は458点から544点へ86点伸びたのに対し、反転授業群の学生は433点から572点へ、139点伸びたという。小張教授はこの結果から、反転学習は効果があることだとし、ICTやSNSを活用した授業や、ブレンデッドラーニングなどの教育手法にも触れながら、青山学院大学での英語教育および「世界観」教育の実践例を紹介している。

 小中学生および高校生の英語教育が多くの注目を集めているなか、より実践的な英語力が求められる大学での英語教育は、どうあるべきか。前編および後編動画を通した視聴で、そのヒントが得られるかもしれない。

 動画本編後には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーも収録。今回は同志社中学校・高等学校の反田任氏が「Keynote」を紹介している。

 iTeachers TVは毎週水曜日夜、YouTube内で「iTeachersTV ~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作動画を公開している。

◆【Vol.144】小張敬之 先生(青山学院大学)前編:iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~

◆【Vol.145】小張敬之 先生(青山学院大学)後編:iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~
《佐藤亜希》

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