大学通信が運営する情報サイト「教育進学総合研究所」は2018年6月21日、社会人が評価する「社会人基礎力を高められる大学ランキング」を発表した。1位は東京大学で、2位の早稲田大学に400ポイント以上の差をつけた。 ランキングは、全国の社会人を対象に、大学についてのアンケート調査を実施し、集計結果をもとに作成したもの。3校連記で記入してもらい、大学の回答順に1位は3ポイント、2位は2ポイント、3位は1ポイントとして集計した。「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を指す。 社会人基礎力を高められる大学ランキングは、1位「東京大学」1,138ポイント、2位「早稲田大学」737ポイント、3位「京都大学」675ポイント、4位「慶應義塾大学」575ポイント、5位「大阪大学」201ポイント。 教育進学総合研究所は「ランキング上位の国立と私立のトップ校は、こうした能力が高い次元で求められる大手企業の就職に強いことが、高い評価に結びついたのではないか。その背景には、大学の教育力の高さと合わせて、厳しい入試を突破した学力の高さもあるのかもしれない」と分析している。 ランキングは、教育や進学に関する情報サイト「教育進学総合研究所」に今週の無料記事として掲載されている。会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。◆社会人基礎力を高められる大学ランキング1位「東京大学」1,138ポイント2位「早稲田大学」737ポイント3位「京都大学」675ポイント4位「慶應義塾大学」575ポイント5位「大阪大学」201ポイント6位「明治大学」150ポイント7位「東北大学」104ポイント8位「一橋大学」91ポイント9位「九州大学」88ポイント10位「北海道大学」78ポイント