ここでは、太陽光を利用し「海水から塩を取り出す」方法をご紹介。自由研究テーマ選定の参考にしていただきたい。
自由研究:中学生向け 小学生向け
海水から塩を取り出そう
テーマ【水の蒸発(4年生)ものの溶けかた(5年生)】 実験
対象学年:5・6年生 むずかしさ:★★ 所要時間:5日
人の生活に欠かせない塩。太陽光を利用し、海水から塩を効率よく取り出す工夫をしてみよう。
用意するもの
いろいろな形の容器(特に平皿やトレイ) 海水または、食塩水

実験のやりかた

海水50mLをさまざまな材質・形の容器に入れて、日当たりのよい窓辺におき、水分が蒸発するまでの時間をくらべる。
ためしてみよう!

チャレンジ1

容器の底を黒くぬったら?

容器の底に黒っぽい砂をうすくしいたら?
チャレンジ2

食塩水にぼくじゅうを数てき入れたら?

チャレンジ3

鏡で光を集めて当ててみたら?
チャレンジ4


塩のついた砂を、ガーゼかコーヒーフィルターに入れる。

中の砂が出ないように気をつけながら、コップの中の海水につける。塩だけが溶け出して濃い塩水になる。

2のときにコップの中のもやもやに気がついたかな?
実験でサイエンス
水面が広いほど水はたくさん蒸発します。容器の色や材質のちがい(陶器かステンレスかなど)でも結果は異なります。
砂を入れると、熱くなりやすいといえます。砂粒のすきまに海水が入るので、海水は高い温度になり、効率的に水が蒸発するのです。
発表のためのまとめ
調べたことを表にまとめてみよう。

条件
・海水の量を同じにする
・すべて日当たりのよい窓まど辺におく
発行:永岡書店
<著者プロフィール:NPO法人 ガリレオ工房>
教師を中心にジャーナリスト、研究者、学生などで構成する科学実験の研究・開発グループ。そのユニークで独創的なアイデアや方法は、各界で高い評価を受けている。雑誌・新聞などでの発表のほか、テレビの科学番組にも企画協力している。また、全国各地での実験教室やサイエンスショーも手がけている。2002年に吉川英治文化賞受賞。同年NPO法人として認可される。