トレンダーズのマーケティング研究機関「TT総研 -Teens Trend総研-」は2018年9月10日、Twitter・Facebook・LINE・Instagram・YouTubeなどのスマホサービスに関する10代の意識・実態調査結果を公開した。 TT総研は、おもに10代のトレンドに関する調査や分析を行うマーケティング研究機関。2018年5月17日には「LINE Research Platform」を活用したスマートフォンリサーチを実施し、「10代のスマホサービストレンド」について調査した。調査対象は15歳から19歳までの男女315名。 ほぼ毎日使う「連絡ツール」は何か聞くと、315名中284名が「LINE」と回答し、回答者全体の9割が「LINE」を連絡ツールとして使っていることがわかった。ついで「Twitter」が100、「Instagram」が90だった。10代の間において、TwitterやInstagramはSNSとしての使い方に留まらず、メッセージ機能などを利用した連絡ツールとして用いられていることがわかった。 毎日使っているSNSとして、もっとも多くの回答があったのは195名が回答した「Twitter」だった。2位は「LINE」で153名、3位は「Instagram」で113名。TT総研は、「LINE」は「10代にとってSNSとしての認識も非常に強い」ようだと分析している。 動画を中心とするサービスを「マルチメディア系」と定義し、ほぼ毎日使うマルチメディアとは何かを質問したところ、2位の「ニコニコ動画」25名に181名の差をつけ、1位には206名が回答した「YouTube」がランクインした。3位には12名が回答した「TikTok」が入った。 TT総研は今後も「移り変わりの非常に早い10代のスマホトレンド」について積極的に調査していくとしている。