レアジョブとZ会、エンビジョンに共同出資…ALT派遣サービスを開始

 英会話サービス事業を運営するレアジョブは2019年2月19日、2月5日に新設分割した子会社であるエンビジョンに対し、増進会ホールディングスと合弁契約を締結したと発表。学校向けにALT派遣サービス事業を提供し、英語4技能習得の実現をサポートする。

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 英会話サービス事業を運営するレアジョブは2019年2月19日、2月5日に新設分割した子会社であるエンビジョンに対し、増進会ホールディングスと合弁契約を締結したと発表。学校向けにALT派遣サービス事業を提供し、英語4技能習得の実現をサポートする。

 レアジョブは、2016年2月に増進会ホールディングス(Z会グループ)との資本業務提携を開始。「Z会 Asteria」「NEW TREASURE Online Speaking」などの英語スピーキング指導分野における共同開発や、学校向け・個人向けのオンライン英会話サービス販売などでZ会グループとの連携を進めてきた。Z会グループとの連携により累計導入校数は拡大し、全国230校以上(2019年2月時点)で利用されているという。

 今回の合弁契約締結により、エンビジョンは独立事業会社として意思決定・事業運営のスピードを加速させ、幼児から高校生までの英語教育に関わる事業を行っていく。レアジョブ・Z会グループ双方の強みを生かし補完することで「英語が当たり前に話せる世代を作る」ための新たな教育のスタンダードの構築を目指す。

 具体的には、これまでレアジョブが提供してきた学校向けオンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」の事業に加え、学校向け外国語指導助手(ALT)の派遣サービス事業を開始 。学校の授業内容と連携したスピーキング指導ノウハウと、優秀なALTの派遣を組み合わせることで、オンライン・オフラインを組み合わせた英語学習が享受できる環境を築く。

 また、個人向け(課外)サービスとして、子ども向けオンライン英会話サービス「リップル・キッズパーク」の事業についても承継。英語4技能通信講座「Z会 Asteria」とあわせて、学校外でも児童・生徒が英語を楽しく学ぶことができる機会を提供する。Z会グループとの連携を深め、子ども向け英語学習プロダクトの共同開発についても連携を図るとしている。
《黄金崎綾乃》

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