【高校受験2019】東京都立高校入試<数学>講評…共通問題・自校作成問題

 平成31年度(2019年度)東京都立高等学校入学者選抜(都立入試)の学力検査が、平成31年2月22日(金)に実施された。リセマムでは、SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「数学」の講評を速報する。

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東京都立高校入試<数学>講評
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 平成31年度(2019年度)東京都立高等学校入学者選抜(都立入試)の学力検査が、平成31年2月22日(金)に実施された。東京都が平成31年2月14日に発表した最終応募状況によると、全日制は募集人員3万1,619人に対し4万4,160人が志願し、最終志願倍率は1.40倍。リセマムでは、SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<数学>講評(SAPIX中学部 提供)



思考力に加え、高い計算力や解の吟味を要する問題が増加。

東京都立高校入試<数学>講評
 共通問題は、形式・内容ともに大きな変更はありませんでしたが、やや難化しました。

 日比谷は、2018年よりは取り組みやすくなったものの、難度の高い問題もあり、思考力とともに時間配分への意識が求められました。

 西は、例年通り大問4で特有の出題があり、しかも2018年より難化しています。この大問に時間をかけられたかどうかがポイントでしょう。

 国立は、方針は立つものの、高い空間把握能力や計算処理速度が求められ、例年より解きにくい問題が多かったと思われます。

 八王子東は、2018年より図形の性質に関する理解が求められ、その精度が得点差につながったと思われます。

 戸山は、2018年同様、基本から標準レベルの出題が多く、ミスなく解答できたかどうかが鍵となりました。

 青山は、やや難しい問題が多く、正解するべき問題を制限時間内で得点できたかどうかが重要でしょう。

 立川は、一度は見たことがあるようなオーソドックスな問題が多いため、着実に得点を重ねることが大切でした。

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 このレポートは、平成31年2月23日(土)に速報としてSAPIX中学部が作成したもの。

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 SAPIX中学部は、新小学5・6年生、新中学1・2・3年生(現小4・5・6生、現中1・2生)とその保護者を対象に、2019年3月9日(土)から順次「高校入試分析会 ~地域別 入試概況~」および「高校入試分析会 ~志望校別 データ分析~」を実施する。講演内容や会場、申込み方法などの詳細は、SAPIX中学部のWebサイトで確認できる。

協力:SAPIX中学部
《編集部》

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