4月からの通園時、子どもを乗せた自転車の転倒に注意

 4月は保育園や幼稚園などへの通園のために、初めて子どもを自転車に乗せて送迎するケースが増えることから、消費者庁は子どもを乗せた自転車の転倒事故に注意するよう「子ども安全メール from 消費者庁」の最新号で呼びかけている。

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 4月は保育園や幼稚園などへの通園のために、初めて子どもを自転車に乗せて送迎するケースが増えることから、消費者庁は子どもを乗せた自転車の転倒事故に注意するよう「子ども安全メール from 消費者庁」の最新号で呼びかけている。

 子どもを乗せることができる幼児用座席付自転車は、最近では電動アシスト機能が付いている製品も多く便利な交通手段として広く普及している。しかし、幼児用座席付自転車は通常の自転車よりも重いうえに子どもを乗せるためバランスを崩して転倒しやすく、乗せていた子どもがケガをする事故が起きているという。

 2018年に消費者庁や内閣府、警察庁、文部科学省などが集まった「子どもの事故防止に関する関係府省庁連絡会議」では、医療機関ネットワーク事業で報告された事故事例があげられている。

 具体的には、「3人乗りの電動アシスト付自転車の前部幼児用座席に子どもを乗せて走行し、道路と歩道の段差で転倒。シートベルトは着用していたがヘルメットを着用しておらず、右側頭骨骨折および頭蓋内損傷で7日間入院」「兄を幼稚園に送るために下の子どもにヘルメットを着用せずに前部座席に座らせ、その後、兄を後部座席に座らせようと移動した際、ぐらつき左側に転倒。前部座席の子どもはコンクリートの地面に左頭頂部を強打。頭蓋内を損傷し9日間入院」「停車中に前部座席に座らせていた子どものヘルメットとシートベルトを先に外して、荷物を降ろそうとした際に自転車が転倒。子どもは下顎を骨折し6日間入院」など。走行中だけでなく、子どもを乗せる時や停車中にも事故の危険があるという。

 消費者庁は、幼児用座席付自転車を利用するときの注意点として、「乗車前に子どもに必ず自転車用ヘルメットをかぶせ、乗車後はすぐにシートベルトを着用する」ことを徹底するよう呼びかけ。さらに、停車中も転倒するおそれがあることから、「子どもを乗せたまま自転車を離れたり、目を離したりしない」「前後に子どもを2人乗せる時は、転倒防止のために“乗せる時は後部から前部”、“降ろす時は前部から後部”の順を守る」ことを促している。自転車の整備点検を定期的に行い、自転車を選ぶ際は安全基準を満たした自転車に貼付されるBAAマークなどが付いているかを参考にし、子どもの安全を確保してほしいとしている。

 「子ども安全メール from 消費者庁」は、消費者庁が毎週木曜日に配信しているメール配信サービス。おもに、0歳から小学校入学前の子どもの思わぬ事故を防ぐための注意点や豆知識を発信している。登録は消費者庁のWebサイトより受け付けている。
《畑山望》

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