NSSOL、小学校向けプログラミング教材を無料公開

 日鉄ソリューションズは、2020年度から小学校で必修化されるプログラミング学習に対応した教員向け指導案、授業進行スライド、ワークシートをセットにした教材「データをめぐる謎を探れ!」をプログラミング学習サイト「K3Tunnel(ケイサントンネル)」にて無料公開する。

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K3Tunnel「Mission09 データをめぐる謎を探れ!」
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 日鉄ソリューションズ(NSSOL)は、2020年度から小学校で必修化されるプログラミング学習に対応した教員向け指導案、授業進行スライド、ワークシートをセットにした教材「データをめぐる謎を探れ!」をプログラミング学習サイト「K3Tunnel(ケイサントンネル)」にて無料公開する。

 「データをめぐる謎を探れ!」は、千葉大学教育学部や企業教育研究会の協力のもと、NSSOLが開発した教材。教科学習の中で利用できる教材を目指し、千葉県船橋市立三山小学校での実証授業を経て完成した。

 2020年度からの新学習指導要領で重視されるようになる「データの活用」領域に焦点を当て、小学校6年生の「代表値」「ヒストグラム」の単元学習で利用できる構成。45分×2コマでの展開を前提としており、単元の導入としても発展としても扱うことができる。

 授業は、探偵クラブの一員として依頼に応えていくストーリー仕立てになっており、「水泳クラブで“一番速い人”が4人いるのはなぜか」「4人の中から誰を代表に選ぶか」という子どもたちが身近に感じられる問題に対してデータ分析を活用することで、算数の単元の学びにつなげる。チュートリアル実施後は、自由にプログラミングしていく構成となっており、学習目標到達へのサポートとプログラミングの試行錯誤の両立を実現している。

 プログラミング用のアプリケーションは、「K3Tunnel」Webサイトの「Mission09 データをめぐる謎を探れ!」にて利用できる。授業指導案、授業進行スライド、児童用ワークシートの公開は8月1日開始予定。

 また、教材はNSSOLのCSR活動として実施している、小学校や子ども向けイベントなどでのシステムエンジニアによる出張授業にて展開。指導者向けのデモも随時受け付ける。
《桑田あや》

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