ランドセルメーカーのセイバンとKDDIは、IoT技術を活用した子どもの安心・安全を見守るサービス「IoTみまもりサービス」を共同開発した。2019年7月30日から8月19日まで、セイバンを通じてモニターを募集し、9月2日よりモニターサービスを開始する。 「IoTみまもりサービス」は、専用のIoT端末に内蔵された加速度センサーが子どもの動きを検知し、一定期間位置情報を保護者に伝えるサービス。IoT端末はランドセルの前ポケットなどに入れて使用することを想定しており、位置情報の発信にはこれまでより少ない消費電力で通信できるIoT向け通信規格LTE-Mを活用している。 今回、2020年からの正式サービス開始に向けて通信頻度と消費電力の最適なバランスや有用なサービスについての検証を行うため、モニターサービスを実施する。モニターは、2016年4月から2019年3月までにセイバンの公式オンラインストアおよび直営店でランドセルを購入しメールアドレスを登録した利用者が対象。8月19日まで500人を募集する。モニター期間は9月2日から2020年3月31日までを予定。IoT端末本体および諸経費は無料、スマートフォンからサービスへアクセスする際の通信費は利用者負担となる。 セイバンとKDDIは、ランドセルメーカーと通信事業が協力することで、子どもが安心して学校に通える環境整備を目指すねらい。モニターの結果を検証し、引き続き子どもの安心・安全の取組みを推進していくとしている。◆「IoTみまもりサービス」モニターサービス募集期間:2019年7月30日(火)~8月19日(月)募集対象:2016年4月~2019年3月にセイバンの公式オンラインストアおよび直営店でランドセルを購入しメールアドレスを登録した利用者モニター人数:500名※応募者が500名を超えた場合は抽選募集方法:対象者へ送付するメールに記載の応募用URLから申し込む実施期間:2019年9月2日(月)~2020年3月31日(火)※モニターの実施状況により早期終了する場合あり費用:IoT端末本体および諸経費は無償。スマートフォンからサービスへアクセスする際の通信料は利用者負担