「都民の日」10/1、動物園や美術館など22施設が無料

 10月1日は「都民の日」。東京都では「都民の日」を記念して2019年10月1日、施設の無料公開や記念行事を行う。恩賜上野動物園や葛西臨海水族園など22施設の入園料・観覧料が無料となるほか、東京都水道歴史館など5施設で記念行事なども展開する。

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入園料・観覧料などが無料になる施設
  • 入園料・観覧料などが無料になる施設
  • 施設使用料が無料になる施設、記念行事を行う施設
 10月1日は「都民の日」。東京都では「都民の日」を記念して2019年10月1日、施設の無料公開や記念行事を行う。恩賜上野動物園や葛西臨海水族園など22施設の入園料・観覧料が無料となるほか、東京都水道歴史館など5施設で記念行事なども展開する。

 東京都によると、「都民の日」のいわれは明治時代にさかのぼる。市民の市政参加への道が制限される市制特例が廃止され、1898年(明治31年)10月1日に市会によって選ばれた市長を持つ東京市が誕生したことから、その歴史を忘れないため、1922年(大正11年)10月1日に「自治記念日」と定め、1952年(昭和27年)に「都民の日」となった

 「都民の日」を記念して、施設を無料公開するのは、2019年8月22日時点で、浜離宮恩賜庭園、多摩動物公園、恩賜上野動物園、葛西臨海水族園など22施設。開園・開館の時間中、入園料・観覧料などを無料になる。ただし、東京都江戸東京博物館は常設展のみ、東京都庭園美術館は庭園入園料のみなど、一部のみ無料とする施設もある。

 記念行事は5施設が実施。東京都水道歴史館が展示室見学案内・歴史講座「江戸の上水」と江戸上水史跡めぐりガイドツアー(いずれも事前申込制)を行うほか、消防博物館は消防のペーパークラフト大集合、東京都水の科学館は東京水配布、奥多摩水と緑のふれあい館はビデオ上映、東京都虹の下水道館は記念品を配布する。

 このほか、東京都八王子労政会館体育室は「卓球」の個人使用料、京浜島勤労者厚生会館は「テニス、卓球、バドミントン」の個人使用料をそれぞれ1時間無料とする。

 無料公開や記念行事の一覧は、東京都Webサイトに掲載している。各施設の電話番号を掲載しており、詳しくは出かける前に各施設に確認してほしいという。

◆「都民の日」における施設無料公開・記念行事
実施日:2019年10月1日(火)
【入園料・観覧料などが無料になる施設】
浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、六義園、旧岩崎邸庭園、向島百花園、清澄庭園、旧古河庭園、殿ヶ谷戸庭園、神代植物公園、多摩動物公園、恩賜上野動物園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園、夢の島熱帯植物館、東京港野鳥公園、東京都江戸東京博物館(常設展のみ)、江戸東京たてもの園、東京都庭園美術館(庭園入園料のみ)、東京都写真美術館(映像展「しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像 1970年代から現代へ」、収蔵展「TOPコレクション イメージを読む 写真の時間」、自主企画展「イメージの洞窟 意識の源を探る」)、東京都美術館(企画展「伊庭靖子展 まなざしのあわい」のみ)、東京都現代美術館(常設展「MOTコレクション 第2期 ただいま/はじめまして」のみ)
【施設使用料が無料になる施設】
東京都八王子労政会館体育室(「卓球」個人・1時間のみ)、京浜島勤労者厚生会館(「テニス、卓球、バドミントン」個人・1時間のみ)
【記念行事を行う施設】
消防博物館、東京都水道歴史館、東京都水の科学館、奥多摩水と緑のふれあい館、東京都虹の下水道館
《奥山直美》

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