学校体育施設の開放率94.9%、9割以上が一般にも開放

 スポーツ庁は2019年9月30日、2018年度体育・スポーツ施設現況調査の中間報告を公表した。体育・スポーツ施設設置数は、前回調査より2,213か所減の12万1,437か所。学校体育施設の開放率(2017年度実績)は94.9%で、多くの施設は一般にも開放されていた。

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体育・スポーツ施設数の推移
  • 体育・スポーツ施設数の推移
  • 市区町村における学校体育・スポーツ施設開放状況
  • 施設種別・学校段階別開放状況
  • 学校体育・スポーツ施設開放の対象
  • 学校体育施設開放の頻度
 スポーツ庁は2019年9月30日、2018年度体育・スポーツ施設現況調査の中間報告を公表した。体育・スポーツ施設設置数は、前回調査より2,213か所減の12万1,437か所。学校体育施設の開放率(2017年度実績)は94.9%で、多くの施設は一般にも開放されていた。

 2018年度体育・スポーツ施設現況調査の対象は、全国の学校体育・スポーツ施設、公立社会教育施設に附帯するスポーツ施設、大学(短期大学)・高等専門学校体育施設。調査の施設数は施設種別ごとで、1つの建物内に体育館と屋内プールがある場合、体育館1、屋内プール1とカウントする。調査期日は2018年10月1日現在、45都道府県、1,646市区町村、947大学(短期大学)・高等専門学校体育施設から調査票を回収した。

 2018年度調査における体育・スポーツ施設設置数は、総数12万1,437か所。そのうち、学校体育・スポーツ施設は11万5,315か所で、前回調査(2015年度)より714か所減少。大学(短期大学)・高等専門学校の体育施設は6,122か所で、1,499か所減少した。

 施設種別ごとの設置数がもっとも多いのは、3万3,298か所の「体育館」で全体の27.4%を占めた。ついで、「多目的運動場」24.9%、「水泳プール(屋外)」20.0%、「庭球場(屋外)」7.7%、「柔剣道場(武道場)」5.3%。

 学校体育施設の開放状況(2017年度の実績)について、1,483市区町村が学校体育施設を開放している。未回答の不明市区町村数を除外したうえでの開放率は94.9%。前回調査の95.2%から0.3ポイント減少している。施設種別の開放率を見ると、「屋外運動場」は保有校2万7,425校の80.9%、「体育館」は保有校3万259校の86.2%、「水泳プール」は保有校1万7,862校の22.2%、「屋外庭球場」は保有校6,136校の21.8%だった。

 開放の対象は「一般にも開放」が9割以上となっており、「自校の児童・生徒に限る」は4.5%にとどまった。「一般にも開放」のうち、「学区(校区)に限らない・クラブ(団体)のみ」が55.9%ともっとも多く、「学区(校区)に限らない・個人利用も可」が24.4%、「学区(校区)に限る・クラブ(団体)のみ」が13.2%、「学区(校区)に限る・個人利用も可」が2.1%。クラブ(団体)のみとする施設が多い。

 開放の形態と頻度は「年間を通じて定期的に曜日を決めて開放」の形態が多く、「平日(月~金曜日)」は65.3%、「土曜日」は70.8%、「日曜日」は67.9%の学校体育施設が開放されていた。「要請に応じ不定期に開放」の形態では、「年間10日以上」が13.9%で、「年間9日以下」は8.9%だった。

 なお、今回の公表は調査の一部を取りまとめた中間報告であり、2020年4月に確定値を公表する予定だという。
《黄金崎綾乃》

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