TikTok、投稿動画でつくる辞書「TikTionary」公開

 TikTionary委員会は2020年1月21日、TikTokに投稿された動画だけでつくる、多様な視点を尊重するという価値観を提唱した辞書「TikTionary」を公開した。世界17か国の言語に対応する。

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 TikTionary委員会は2020年1月21日、TikTokに投稿された動画だけでつくる、多様な視点を尊重するという価値観を提唱した辞書「TikTionary」を公開した。世界17か国の言語に対応する。

 TikTionary委員会は、「ステレオタイプな偏見や囚われがちな価値観を払拭し、いかに世界へ視野を広げ、国際理解力を上げていけるか」の解決に向けて設立した。

 「TikTionary」はひとつの言葉や概念に対しても、国や地域、民族や文化により、さまざまな解釈が存在することを人々に感じてもらうことを目的とした、TikTokの投稿動画だけで作られた今までになかったタイプの動画辞書だ。

 現在、世界中から異なる価値観のもとに撮影された多種多様な動画が、ソーシャルメディアで連日投稿されている。TikTokでは、辞書に並ぶ言葉にも、そこにどんな解釈があるのか、どんなニュアンスや捉え方があるのかをより広意義で捉えることができる。

 TikTionaryは、TikTokの投稿動画だけで作られた辞書として、多様性や異文化理解を楽しみながら、それを深めるサポート役を担うという。TikTionaryのしくみは、指定のキーワードを検索すると、TikTokユーザーが投稿した映像を抽出し、ひとつのフォーマットに表示する。

 たとえば日本の辞書で「挨拶」を引く。すると、「人に会うときや別れるときに取り交わす儀礼的な言葉や動作」など、7、8種類ほどの意味が表記されるが、TikTionaryでは、名刺を差し出す舞妓さん、ハイタッチするチームメイト、匂いを嗅ぎ合う動物など、国や性別、立場によって解釈の異なるさまざまな映像が表示される。

 また、同じく「ヒーロー」を検索すれば、辞書では「英雄・英傑」と表記されるだけであっても、TikTionaryでは、ヒーローのコスプレをする子どもをはじめ、我が子から見た父親、懸命に消火活動をする消防士などが表れるなどTikTionaryならではのさまざまな解釈が登場するという。

 世界17か国の言語に対応しており、公開時は約90単語に紐づいた映像で構成され、今後もユーザーの映像の投稿により更新されていくという。単語ごとに「17言語」分の動画を世界から収集。その中から、アクセスの度にランダムで動画が表示されるアルゴリズムのため、何度も見るたびに「新しい発見」を感じられるコンテンツになっている。

◆TikTionary
公開日時:2020年1月21日(火)
対応言語:英語・日本語・インドネシア語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポーランド語・ポルトガル語・ベトナム語・トルコ語・ロシア語・ヒンディー語・韓国語・中国語・アラビア語・タイ語(全17言語)
《鈴木あさり》

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