臨時休校中の運動や散歩「妨げるものではない」文科省が見解

 一斉臨時休校に関して、文部科学省は対応や考え方などをまとめたQ&Aを更新し、2020年3月9日付で全国の教育委員会などに通知した。児童生徒の外出については、屋外での適度な運動や散歩などを「妨げるものではない」との見解を示している。

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  • 文部科学省「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について」
 一斉臨時休校に関して、文部科学省は対応や考え方などをまとめたQ&Aを更新し、2020年3月9日付で全国の教育委員会などに通知した。児童生徒の外出については、屋外での適度な運動や散歩などを「妨げるものではない」との見解を示している。

 文部科学省では2月28日、新型コロナウイルス感染症対策のための一斉臨時休業を春季休業の開始日まで行うよう要請。3月4日付で一斉臨時休業に関するQ&Aの更新版を示していたが、各自治体から追加の問合せが多く寄せられたことから、Q&Aをさらに更新して全国の教育委員会などに通知した。

 新たに公開したQ&A更新版(3月9日時点)は、46の問いで構成。「学校が臨時休業でも、児童生徒が外出したら効果がないのではないか」という問いに対しては、「軽い風邪症状でも外出を控えること」「規模の大小に関わらず、風通しの悪い空間で人と人が至近距離で会話する場所やイベントにできるだけ行かないこと」に留意して指導するよう教育委員会などに依頼したと記述。そのうえで、「児童生徒の健康維持のために屋外で適度な運動をしたり散歩をしたりすることなどについて妨げるものではなく、感染リスクを極力減らしながら適切な行動をとっていただくことが重要であると考えている」と述べている。

 また、「臨時休業期間中に、児童生徒が外出して運動してもよいのか」という問いに対しては、「健康保持の観点から、児童生徒の運動不足やストレスを解消するために行う運動の機会を確保することも大切であると考えており、安全な環境のもとに行われる日常的な運動(ジョギング、散歩、縄跳びなど)を本人および家庭の判断において行うことまで一律に否定するものではない」と記載。「ただし、一度に大人数が集まって人が密集する運動をしないなど、感染拡大を防止する観点からの配慮が必要」としている。

 Q&Aは、文部科学省Webサイトから閲覧できる。子どもの運動に関する質問のほか、臨時休業による学習の遅れへの対応、臨時休業中の公立学校教職員の服務、幼稚園・高校・特別支援学校の扱いなどについても考え方などを示している。
《奥山直美》

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