IoTを活用、家庭学習を支援する住宅「頭が良くなる家」

 ケイアイスター不動産は2018年より、「子どもの頭が良くなるKEIAIの家(仮称)」の開発プロジェクトを推進している。IoTを活用した学習支援機能を住宅に備え付け、住宅をより家庭学習に適した空間とすることで、子どもが自主的に家庭学習に取り組める環境づくりを目指す。

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「頭が良くなる家」の特徴
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 ケイアイスター不動産は2018年より、「子どもの頭が良くなるKEIAIの家(仮称/以下「頭が良くなる家」)」の開発プロジェクトを推進している。IoTを活用した学習支援機能を住宅に備え付け、住宅をより家庭学習に適した空間とすることで、子どもが自主的に家庭学習に取り組める環境づくりを目指す。

 「頭が良くなる家」の開発プロジェクトでは、教育の専門家やデジタル教材プロバイダー協力のもと、IoTとタブレット端末とその上で動作する一連のアプリからなる学習支援システムを開発。今後、このシステムを備えた住宅を供給することで、子どもの家庭学習の効率を上げ、学習習慣を身に付けることや、子どもの学習に適したコンディションづくり、学習に関し保護者が正しく子どもに関与することを促す。

 「頭が良くなる家」の特徴として、タブレット学習で定評ある各社の教材から子どもに合ったものを選んで使用することが可能な点や、学習に夢中になるようゲームの手法を応用(ゲーミフィケーション)している点、AIが学習状況に応じた出題をする点、トイレのドアを開けようとするときも学習支援システムが出題するなど、生活しながら学習を積み重ねられる点などがある。保護者に対しては、すららネットと共同開発したAIチャットボットによる最新の教育心理学に基づいたアドバイスの提供も行う。

 ケイアイスター不動産は2019年5月より、栃木県で販売した住宅に住む7世帯のオーナーとその子どもの協力のもと、「頭が良くなる家」学習支援システムの試作版を約2週間ずつ使用してもらう実証実験を実施。その結果、「頭が良くなる家」のコンセプトに対して、実験に参加の7世帯中5世帯から高評価(10点満点中9点以上の評価)を得た。また、参加者からは、「学習環境が改善した」「家庭での学習が増えた」「子どもの自主性が増した」「保護者としての負担が軽減された」などの意見が寄せられた。

 今後、2020年後半以降に、「頭が良くなる家」コンセプトを実現した製品・サービスをケイアイスター不動産の提供する住宅で販売を開始することを目指すとともに、注文住宅などを建築・販売する地域工務店向けに、「頭が良くなる家」製品・サービスの提供販売開始を目指していくとしている。
《桑田あや》

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