歯科医師国家試験2020、合格率1位は「東京歯科大学」96.4%

 厚生労働省が2020年3月16日に発表した第113回歯科医師国家試験の合格状況によると、合格率がもっとも高いのは、「東京歯科大学」96.4%で、既卒者の合格率は100%。なお、予備試験合格者の合格率は100%だった。

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第113回歯科医師国家試験の合格発表について
  • 第113回歯科医師国家試験の合格発表について
  • 第113回歯科医師国家試験の学校別合格者状況(国公立)
  • 第113回歯科医師国家試験の学校別合格者状況(私立)
 厚生労働省が2020年3月16日に発表した第113回歯科医師国家試験の合格状況によると、合格率がもっとも高いのは、「東京歯科大学」96.4%で、既卒者の合格率は100%。なお、予備試験合格者の合格率は100%だった。

 第113回歯科医師国家試験は、2020年2月1日と2日に施行された。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、会場での合格者の掲示を中止。午後2時から厚生労働省のWebサイトで合格者の受験地と受験番号を掲示し、受験者へ合否を書面で通知する。

 歯科医師国家試験の合格率は65.6%、新卒者の合格率は79.3%。平均合格率は、国立が77.9%、公立が82.4%、私立が61.7%、認定や予備試験のその他は46.7%だった。

 学校別合格者状況によると、合格率がもっとも高いのは「東京歯科大学」96.4%、ついで「東京医科歯科大学歯学部」96.1%、「北海道大学歯学部」86.4%。なお、歯科医師国家試験の予備試験合格者は新卒2名が受験して2名合格し、合格率が100%だった。

 新卒者の合格率が95.0%を超えたのは、「東京医科歯科大学歯学部」97.7%、「岩手医科大学歯学部」97.1%、「東京歯科大学」96.3%、「朝日大学歯学部(岐阜歯科大学を含む)」95.9%。また、「東京歯科大学」の既卒者の合格率は100%だった。
《工藤めぐみ》

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