早稲アカ、オンライン英語講座を並行実施…アプリも導入

 早稲田アカデミーは6月より、校舎でのライブ授業に加え、自宅でのオンライン英語講座「Online English Education」を実施する。対象は、公立中学校に進学予定の小学5・6年生と中学1年生。受講料は、小5Kコース・小6Kコース・中学1年生コースの受講料に含まれる。

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 早稲田アカデミーは6月より、校舎でのライブ授業に加え、自宅でのオンライン英語講座「Online English Education」を実施する。対象は、公立中学校に進学予定の小学5・6年生と中学1年生。受講料は、小5Kコース・小6Kコース・中学1年生コースの受講料に含まれる。

 エデュラインと共同開発した「Online English Education」は、当初、2020年4月より小5・6公立コース(高校受験コース)と中1コースで授業内全面実施を予定していたが、昨今の情勢を鑑み、実施を見合わせてきた。この度、2020年6月より、自宅と海外を直接結んで学習できる講座として実施する。

 校舎での授業で学習した内容を、毎週25分間、外国人講師とのオンラインマンツーマン授業を通じて復習することで、英語4技能(読む・書く・聞く・話す)が効率よく身に付く。また、受験に合格できる力を付けることもできる。オンラインレッスンで使用する教材には都立高校入試対策の要素を取り入れている。

 「Online English Education」の自宅での受講開始と並行して、教育開発出版とコトバンクが開発した音声評価アプリ「Link Skills」を導入する。生徒が自宅でタブレットやスマートフォンから音声を入力したり、聞き取った音声を文字入力したりすると、提出されたデータは、AI技術を活用して採点される。これにより、「授業(読む・書く)」→「家庭学習(読む・書く)」→「音読・ディクテーション(話す・聞く)」→「オンライン英語(聞く・話す・書く)」のサイクルで、英語4技能をバランスよく習得できる。

 Online English Educationは基本コースにおける英語授業の一環。そのため、Online English Educationの受講料は小5Kコース・小6Kコース・中学1年生コースの受講料に含まれる。Online English Educationのみでの受講はできない。実施校舎は、大泉学園校・中央林間校・二俣川校・本厚木校・武蔵浦和校を除く、早稲田アカデミー各校舎。6・7月に無料体験授業を実施する。詳細はWebサイトで確認できる。

 早稲田アカデミーは今後も対面授業と双方向Web授業を組み合わせた「早稲アカDUAL」、解答用紙アップロードアプリ「早稲田アカデミーEAST」、そして「Online English Education」と「Link Skills」といったICTを活用した学習環境の整備強化を推し進めていくという。
《工藤めぐみ》

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