おけいこ事を減らした理由「新型コロナ感染回避で休退会」が5割

 おけいこ事を減らした理由の5割が「新型コロナ感染回避で休退会」であることが、アクサダイレクト生命保険が行った調査から明らかになった。おけいこ事の数は8割が2019年調査と変わらないものの、新型コロナウイルスによる影響が一部で顕著にみられる結果となった。

教育・受験 未就学児
子どもにおけいこ事をさせている母親の割合
  • 子どもにおけいこ事をさせている母親の割合
  • 2019年10月時点(消費増税・幼保無償化)と比較したおけいこ事数
  • 2019年10月時点からおけいこ事数を増やした・減らした理由
  • 通わせているおけいこ事でオンラインレッスンの導入・切替をしたものがあるか
  • オンラインレッスンに対する考え
  • 現在子どもに習わせているおけいこ事
  • 今後子どもに習わせてみたいと思うおけいこ事
  • おけいこ事をさせるうえでの悩み事
 おけいこ事を減らした理由の5割が「新型コロナ感染回避で休退会」であることが、アクサダイレクト生命保険が行った調査から明らかになった。おけいこ事の数は8割が昨年(2019年)調査と変わらないものの、新型コロナウイルスによる影響が一部で顕著にみられる結果となった。

 「子どものおけいこ事に関する調査」は、アクサダイレクト生命保険が2013年から毎年継続して実施している調査。7回目となる今回は、2020年11月13日~14日にかけて、0~9歳の子どもをもつ25~44歳の母親2,080人を対象にインターネット調査にて実施した。

 第7回調査では、0~9歳の子どもに何かしらのおけいこ事をさせている母親の割合は51.2%、子ども1人あたりのおけいこ事数の平均は1.56、家計におけるおけいこ費用の平均月額は1万3,343円となった。

 2019年10月に消費増税、幼児教育・保育無償化の導入、2020年に入ってからは新型コロナウイルス感染症拡大など大きな変化が起きている中、昨年10月時点と比較した現在のおけいこ事数は、「変わらない」が81.2%で最多、「増やした」12.2%、「減らした」6.6%となった。幼保無償化の対象家庭である年少~年長家庭では「増やした」が平均の約2倍にあたる21.3%、反対に幼保無償化対象外の小学校低学年家庭では「減らした」が平均の約2倍にあたる11.7%となった。

 おけいこ事数の増減理由を聞いてみると、増やした理由では「幼保無償化で浮いたお金を新たなおけいこ事に回せた」との回答が35.6%でもっとも多かった。一方、減らした理由は「新型コロナの感染リスク回避で休会・退会した」との回答がもっとも多く51.4%、ついで「新型コロナによる収入減」26.8%、「新型コロナで教室が休業・廃業した」24.6%となり、新型コロナウイルスによる影響が一部で顕著に出ていた。

 新型コロナウイルスを背景に導入されはじめたオンラインレッスンについては、通わせているおけいこ事でオンラインレッスンの導入・切替えをしたものが「ある」との回答は全体の6.7%にとどまった。年齢に応じて導入率は上がる傾向にあり、年少~年長では8.0%、小学校低学年では7.5%が導入・切替えをしたものが「ある」と回答した。

 オンラインレッスンについては、「送迎の負担がなくなってよい」との肯定的な意見がもっとも多く52.4%。送迎の負担は、別問の「子どもにおけいこ事をさせるうえでの悩み事」上位にもなっており、送迎の負担軽減という点でオンラインレッスンへの親の期待がうかがえる。また、「新型コロナ感染対策の観点でよい」32.9%、「レッスンのようすを間近で見ることができてよい」24.7%と続いた。一方で、気持ちの切替えや集中力の面でハードルを感じる回答も上位にきており、特に未就学児では集中して画面の前でレッスンを受けることが難しいと感じる傾向がみられた。

 子どもにおけいこ事をさせるうえでの悩み事は「費用がかさむ」52.4%、「付き添いや送迎が面倒」44.1%、さらに今回は「新型コロナへの感染懸念」13.3%といった回答もあがった。おけいこ費捻出のために工夫していることについては、「特に何もしていない」34.9%が最多。第1回調査から毎回1位だった「食費の切り詰め」は今回25.7%で2位となった。

 現在習わせているおけいこ事、今後習わせてみたいおけいこ事は、ともに「水泳」が第1回調査から今回まで7年連続で1位にランクインし、不動の人気となっている。また、小学校における英語とプログラミングの必修化については、「今回の必修化を歓迎」(英語47.0%)、「どんな授業内容なのか興味がある」(プログラミング36.7%)とポジティブに捉えている傾向がみられた。不安要因は昨年調査よりポイントが減っており、今年度実際に授業が開始されたことにより、懸念が払しょくされつつあるようだ。
《畑山望》

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