【中学受験】年収1,000万円超世帯、学習費を抑える工夫とは?

 受験情報サイト「中学図鑑」は2020年12月21日、中学受験にかかる補助学習費の実態について、前編として年収1,000万円以上の世帯のインタビュー調査の結果を公表した。中学受験のために実際に必要となった補助学習費、支出を抑えるための工夫などを紹介している。

教育・受験 小学生
インタビューを実施した各家庭のプロフィール
  • インタビューを実施した各家庭のプロフィール
  • 各家庭のマネーデータ
  • 世帯の年間収入段階別構成比(学校種別)
  • 中学受験のために必要となる補助学習費(学習塾・家庭教師・通信教育)
  • 今回インタビューを行った、中学受験を終了した2家庭の補助学習費
  • 小6私立受験コースの学習塾費(インタビューを行った2家庭と会員モデルケースの比較)
  • 「補助学習費」支出における各家庭の工夫
 受験情報サイト「中学図鑑」は2020年12月21日、中学受験にかかる補助学習費の実態について、前編として年収1,000万円以上の世帯のインタビュー調査の結果を公表した。中学受験のために実際に必要となった補助学習費、支出を抑えるための工夫などを紹介している。

 「小中学生の保護者の教育費負担に関する調査」は、受験生と保護者の会員サイト「中学図鑑」を運営するファルボが2020年8月1日~31日、同サイトの首都圏の会員の保護者を対象にインターネットで実施。410サンプルの有効回答を得たもの。

 私立中学に通う家庭の約52%が世帯年収1,000万円以上という調査結果(平成30年度文部科学省子どもの学習費調査)もあることから、年収1,000万円以上と以下の世帯にわけて分析結果を報告。今回、前編として年収1,000万円以上の世帯について、中学受験を経験した2組と現在中学受験を目指している1組の計3組の家庭に受験にかかる学習費の実情についてインタビューを行った。

 学校外で必要になる家庭教師や塾などの「補助学習費」は、3家庭いずれも年々アップし、中学受験を経験した2家庭では小6時の補助学習費が、小4時の2倍前後となっていた。家計に占める教育費の割合は6.7%~19.2%であった。

 ファルボが2020年8月に中学図鑑会員を対象に実施した「中学受験にかかる費用」実態調査によると、「年収800万円以上」世帯の補助学習費の平均値は、小4~小6の合計で、学習塾(集団)が279.0万円、家庭教師が144.6万円、通信教育が98.6万円の合計522.2万円。

 これに対して、今回インタビューを行った、中学受験を終了した2家庭の合計額は、326.1万円と274.6万円。「学習塾と家庭学習による効率的な取組み」や「志望校別コースの特待生制度の活用」により、費用を低く抑えることができたという。SAPIX小学部と四谷大塚に通塾した2家庭と、会員モデルケースを比較しながら、小6時の通常授業や講習、特訓などにかかった費用も一覧で紹介している。

 ファルボでは「データから見えるのは、中学受験にかかる費用を考える場合には、入塾時の授業料で試算するのではなく、小5・小6の授業料や、季節講習・特別講習の費用を含めたトータルの金額で試算・検討をする必要があるということ」と述べている。
《奥山直美》

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