学童保育の待機児童1万5,995人、登録児童数は過去最多

 厚生労働省は2020年12月23日、2020年の放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)実施状況を公表した。登録児童数は前年(2019年)比1万1,701人増の131万1,008人で、過去最多を更新。放課後児童クラブ数2万6,625か所も、過去最多を更新した。

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クラブ数、登録児童数および利用できなかった児童数の推移
  • クラブ数、登録児童数および利用できなかった児童数の推移
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  • 設置場所の状況
  • 学年別登録児童数の状況
  • 終了時刻の状況(平日)
  • 待機児童数の学年別の状況
  • 都道府県別の待機児童マップ
 厚生労働省は2020年12月23日、2020年の放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)実施状況を公表した。登録児童数は前年(2019年)比1万1,701人増の131万1,008人で、過去最多を更新。放課後児童クラブ数2万6,625か所も、過去最多を更新した。

 放課後児童クラブ(学童保育)は、小学校の余裕教室や児童館などで、共働き家庭などの児童に放課後の遊びや生活の場を提供する事業。2018年に策定された「新・放課後子ども総合プラン」に基づき、放課後児童クラブについて、2021年度末までに約25万人分を整備し、待機児童の解消を目指す。その後、女性就業率のさらなる上昇に対応できるよう整備を行い、2019年度から2023年度までの5年間で約30万人分を整備するとしている。

 2020年7月1日時点の登録児童数は、前年比1万1,701人増の131万1,008人。放課後児童クラブ数は、前年比744か所増の2万6,625か所。登録児童数と放課後児童クラブ数ともに過去最多を更新した。

 登録児童を学年別にみると、「1年生」が41.4万人(31.6%)、「2年生」が36.2万人(27.6%)、「3年生」が27.9万人(21.3%)、「4年生」が14.9万人(11.4%)、「5年生」が7.1万人(5.4%)、「6年生」が3.6万人(2.8%)。1年生~3年生が全体の約8割、4年生~6年生が約2割を占めている。

 設置・運営主体は、「公立公営」が8,103か所(30.4%)、「公立民営」が1万2,747か所(47.9%)、「民立民営」が5,775か所(21.7%)。設置場所は、「学校余裕教室」7,623か所(28.6%)がもっとも多く、「学校敷地内」6,652か所(25.0%)が続いた。

 午後6時半を超えて開所している放課後児童クラブは、平日が1万5,386か所(57.8%)、長期休暇などが1万4,866か所(56.2%)で、いずれも前年よりも増加している。

 一方、放課後児童クラブを利用できなかった児童数(待機児童数)は、前年比2,266人減の1万5,995人。学年別では、「1年生」1,982人、「2年生」1,904人、「3年生」3,648人、「4年生」4,632人、「5年生」2,714人、「6年生」1,115人。前年と比べると、1年生~3年生は1,190人減、4年生~6年生は1,076人減となった。

 待機児童数を都道府県別にみると、「東京都」3,262人、「埼玉県」1,665人、「千葉県」1,444人で、全体の4割弱を占めている。
《外岡紘代》

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