【GW2021】約8割「自宅で過ごす」旅行・帰省は減少

 新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、79.2%が2021年のゴールデンウィークは「自宅で過ごす」と考えていることが、オーダーメイドの旅を提供する旅工房が行なった調査で明らかになった。ゴールデンウィークの過ごし方や考え方が変わった人は64.5%にのぼる。

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今年のGWの予定 ※複数回答可
  • 今年のGWの予定 ※複数回答可
  • GWの過ごし方の変化 ※複数回答可
  • GWはどのように(どこで)過ごすか ※複数回答可
  • 新型コロナがなければGWに旅行に行きたいと思うか
 新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、79.2%が2021年のゴールデンウィークは「自宅で過ごす」と考えていることが、オーダーメイドの旅を提供する旅工房が行なった調査で明らかになった。ゴールデンウィークの過ごし方や考え方が変わった人は64.5%にのぼる。

 「コロナ禍のゴールデンウィークの過ごし方や旅行に関するアンケート」は、全国の20代以上の男女を対象にWebアンケート方式で実施した。有効回答数は600名。調査実施日は2021年4月5日と6日の2日間。

 新型コロナウイルスが感染拡大する前の2019年と感染拡大後の2020年・2021年で、ゴールデンウィークの過ごし方や考え方が変わったかどうか質問したところ、「変わった」42.0%、「少し変わった」22.5%となり、64.5%が過ごし方が変わったと回答した。

 2021年のゴールデンウィークの予定は、「自宅」79.2%、「近場(公園や買い物等)」33.7%、「日帰り旅行」5.7%、「帰省」4.8%、「国内旅行(宿泊)」3.7%という結果に。新型コロナ前の過ごし方についても「自宅」「近場(公園や買い物・外食等)」が多かったが、その割合は「自宅」が24.9ポイント増、「近場(公園や買い物・外食等)」が4.7ポイント増となり、自宅で過ごす割合は1.4倍に増加した。

 外出する割合は大きく減少し、「日帰り旅行」16.5ポイント減、「国内旅行(宿泊)」9.4ポイント減、「帰省」6.4ポイント減という結果に。誰と過ごすかという質問では、新型コロナ前と感染拡大後ともに「家族」が約7割を占める一方、「1人」が6.1ポイント増加し、「友人」が4.4ポイント減少した。

 新型コロナがなければゴールデンウィークに旅行(宿泊)に行きたいと思うかとの問いには、34.4%が「思う」、21.5%が「少し思う」と回答し、半数以上が旅行に行きたい意向をもっていることが明らかに。一方で、4割以上は旅行に対して慎重な考えを示している。大型連休でも外出を控える傾向が引き続き見られる中、自宅にいながら楽しめるオンラインツアーやオンライン体験などのサービスを各社展開しているようだ。
《畑山望》

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