人事院は2021年6月21日、国家公務員採用総合職試験の合格者を発表した。もっとも多く合格者を出した大学は「東京大学」で256人。合格者を100人以上出した大学は東京大学と京都大学の2校だった。 2021年度の国家公務員採用総合職試験の合格者数は、院卒者試験が614人、大卒程度試験が1,220人、合計1,834人。倍率は院卒者試験が2.5倍(前年度3.5倍)、大卒程度試験が10.5倍(同12.3倍)、平均7.8倍(同9.7倍)。 女性の合格者数は、院卒者試験が191人、大卒程度試験が370人、合計561人。女性の合格者割合は、全体の合格者数の30.6%(前年度29.8倍)だった。 出身学校別合格者数は、国立大学1,286人(70.1%)、公立大学67人(3.7%)、私立大学469人(25.6%)、その他外国の大学等13人(0.7%)。合格者の出身学校数は、全体で137校だった。 合格者をもっとも多く出したのは「東京大学」256人、ついで「京都大学」115人、「北海道大学」80人、「岡山大学」78人、「早稲田大学」77人、「慶應義塾大学」68人。10人以上の合格者を出した大学は36校にのぼる。◆2021年度 国家公務員採用総合職試験・出身大学別合格者数(上位10校)1位「東京大学」256人2位「京都大学」115人3位「北海道大学」80人4位「岡山大学」78人5位「早稲田大学」77人6位「慶應義塾大学」68人7位「東京工業大学」67人8位「東北大学」65人9位「千葉大学」57人10位「中央大学」「九州大学」各56人