書き損じはがき・未使用切手で難民の教育支援…2/10まで募集

 AAR Japanは2021年12月1日から2022年2月10日までの期間、書き損じはがきや未使用切手で難民居住地に暮らす若者たちが就学するために必要な学用品等を贈る「難民の若者の未来を応援!書き損じハガキキャンペーン」を実施している。はがきや切手は郵送で募っている。

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難民の若者の未来を応援!書き損じハガキキャンペーン
  • 難民の若者の未来を応援!書き損じハガキキャンペーン
  • AAR Japan(難民を助ける会)
 AAR Japan(難民を助ける会)は2021年12月1日から2022年2月10日までの期間、書き損じはがきや未使用切手で難民居住地に暮らす若者たちが就学するために必要な学用品等を贈る「難民の若者の未来を応援!書き損じハガキキャンペーン」を実施している。はがきや切手は郵送で募っている。

 ケニア北西部のカロベイエ難民居住地には、政情不安が続く近隣の南スーダン、ソマリア等から逃れてきた4万人もの人々が暮らし、教育環境が十分に整備されていない中、学齢期を過ぎても中等教育を終えられない若者も多くいるという。AARは2016年にカロベイエ難民居住地での支援活動を開始し、現在は難民居住地と近郊の3つの中等教育校(日本の中学3年から高校3年相当)で、校舎の建設や学校の運営サポートといった教育支援にあたっている。

 今回のキャンペーンでは、未使用の(書き損じた)年賀状や官製はがき、未使用の切手を募集。余った年賀状300枚で1人の若者が中等教育校に通うために必要な制服やカバン、学用品等のセットを贈ることができ、キャンペーンを通じて50人の若者に支援を届けることを目標に、はがき・切手1万5,000枚の寄付を募っている。

 はがきや切手は郵送で受付。現在約3,000枚が送られており、2月10日までに目標を達成できるよう引き続き広く協力を呼びかけている。はがきに記載された個人情報は充分留意して取り扱うという。なお、使用済みの切手の募集は行っていない。

◆難民の若者の未来を応援!書き損じハガキキャンペーン
期間:2021年12月1日(水)~2022年2月10日(木)
集めているもの:未使用の(書き損じた)年賀状・官製はがき、未使用の切手
送付先:AAR Japan 物品募集係
《畑山望》

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