【大学入学共通テスト2022】当日の持ち物をチェック、明日の準備は早めに

 明日から大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の第1日程が始まる。朝9時30分からの試験に備えて、早めに準備をしておきたい。本記事では共通テストの持ち物や事前準備についてまとめる。

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 明日から大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の第1日程が始まる。朝9時30分からの試験に備えて、早めに準備をしておきたい。本記事では共通テストの持ち物や事前準備についてまとめる。

当日の持ち物リスト



 受験票・写真票の他に試験時間中、机の上に置けるものは次のとおり。
・黒鉛筆(H・F・HBに限る。和歌・格言等が印刷されているものは不可)、鉛筆キャップ
・シャープペンシル(メモや計算に使用する場合のみ可。黒い芯に限る)
・プラスチック製の消しゴム
・鉛筆削り(電動式・大型のもの・ナイフ類は不可)
・時計(辞書、電卓、端末等の機能があるものや、それらの機能の有無が判別しづらいもの・秒針音のするもの・キッチンタイマー・大型のものは不可)
・眼鏡、ハンカチ、目薬、ティッシュペーパー(袋又は箱から中身だけ取り出したもの)

 上記以外の所持品を使用または置いている場合には、解答を一時中断させて試験終了まで預かることがある。

正しいマスク着用を



 試験場内では、常にマスクを正しく着用(鼻と口の両方を確実に覆う)する。フェイスシールドまたはマウスシールドの着用のみでは,受験することは不可。なお、病気・負傷や障害等により、マスクを着用することが困難で、マスクを着用せずに受験することを希望する場合は、受験上の配慮申請が必要。(受験上の配慮申請を行わずに試験当日に申し出た場合は、マスクを着用せずに受験することはできないため,追試験の受験申請及び受験上の配慮申請が必要)

受験票を紛失してしまったら?


 万が一、受験票・写真票・成績請求票を紛失してしまった場合は、大学入試センターに再発行を申請することで、再発行した受験票等を送付してもらうことができる。ただし、2022年1月8日から23日の間は、受験票・写真票の再発行は行われない。

 試験当日までに再発行した受験票が間に合わない場合や、試験当日に自宅等に忘れてきてしまった場合は、仮受験票で受験することになる。その場合は試験当日、学生証または身分証明書と写真(縦4cm×横3cm)3枚を持参して1時間程度早めに試験場へ行き、「仮受験票」発行と「受験票」再発行の手続きをする。

当日欠席する場合は?



 試験開始時刻に遅刻した場合は、試験開始時刻後20分以内の遅刻に限り、受験が認められる。ただし、「英語(リスニング)」は試験開始時刻までに入室していなければ受験することができない。また、「地理歴史、公民」「理科2」の試験時間で「2科目受験する」と登録した場合は、遅刻者の試験室への入室限度時間までに入室しないと、後半の第2解答科目を含めて、その時間は一切受験することができない。

 試験を欠席する場合の連絡は不要。検定料等を払い込み、出願が受理されている場合は、受験の有無にかかわらず払込済の検定料等は返還されない。

体調不良の場合は?



 試験当日に発熱・咳等の症状がある等、体調不良の場合は、無理して受験せず、追試験(1月29日と30日)の受験を申請するよう記載している。追試験の受験を申請する場合には、あらかじめ受験票に記載されている「問合せ大学」に電話で連絡する。

 疾病・負傷による追試験の受験申請受付時間は、1月11日から14日が午前9時~午後5時、1日目(1月15日)が午前7時半~午後6時10分、2日目(1月16日)が午前7時半~午後5時50分。本人または代理人が、「問合せ大学」に電話連絡したうえで、申請受付時間内に「受験票」と「医師の診断書」(治療期間が明記されたもの)を「問合せ大学」に持参し、申請する。申請受付時間に「問合せ大学」に行けない場合は、申請受付時間内に疾病・負傷の状況を「問合せ大学」に電話連絡し指示を受ける。申請受付時間経過後は、いかなる理由があっても申請できないため、注意が必要。

 その他、リセマムでは共通テストに関する最新情報を、下記の特集ページにまとめている。各日の試験終了後には、解答速報や予想平均点の情報もお伝えする予定。参考にしてほしい。

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《編集部》

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