【大学入学共通テスト2022】津波の影響は受験生にも…大学入試センターも注意を呼びかけ

 2022年1月15日にトンガで発生した大規模火山噴火により発生した津波が、日本の沿岸にも到達しており、津波警報・注意報が発令。大学入試センターも受験生に注意を呼びかけている。

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 2022年1月15日にトンガで発生した大規模火山噴火により発生した津波が、日本の沿岸にも到達しており、津波警報・注意報が発令されている。共通テスト2日目の朝、避難情報が発令されている地域に住む受験生は、命を守る行動を優先してほしい。また、受験会場に向かう受験生たちにもくれぐれも注意をしてほしい。

 気象庁が16日に発表した「令和4年1月15日13時頃のトンガ諸島付近のフンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山の大規模噴火に伴う潮位変化について」によると、津波警報が出されているのは奄美群島・トカラ列島。津波注意報は、北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、北海道太平洋沿岸西部、青森県日本海沿岸、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、千葉県内房、伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾・三浦半島、静岡県、愛知県外海、伊勢・三河湾、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、沖縄本島地方、大東島地方、宮古島・八重山地方に発令されており、1メートルを超す津波の到達が観測されているところもある。(16日午前7時30分時点)

 現在、常磐線や内房線などの一部列車で運休など、運行に影響が出ているとの報道もある。今回の津波は太平洋側を中心とした全国の沿岸地域に発令されていることもあり、受験生への影響が懸念される。JR東日本によると、太平洋沿岸の津波の影響を受ける範囲の線区及び関係自治体より避難指示の出ている線区においては、安全の確認や関係自治体の避難指示が解除されるまで運転を見合わせるとしており、最新の情報については、JR東日本ホームページ運行情報のほかJR東日本アプリ、どこトレ、運行情報Twitter等にて随時知らせるとしている。

 なお大学入試センターでは、「太平洋側を中心とした津波の発生について」で、「現在、太平洋側を中心に津波警報・津波注意報が発令されています。避難情報が発令されている地域にお住まいの受験生の方は、各自治体の指示に従い、避難するなど命を守る行動を優先させてください。今回の津波による避難等により受験できなかった場合の対応については、今後当センターホームページ等でお知らせします。」としている。

JR東日本運行情報
どこトレ
JR東日本の運用する「運行情報公式ツイッターアカウント」一覧
《鶴田雅美》

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