家族の団らん増加傾向続く…コロナ禍2年目の意識調査

 スウェーデンハウスは「コロナ禍2年目における住まいの意識調査」を実施し、結果を発表した。コロナ禍で家族の団らんが増えた人は約3人に1人。在宅勤務ありの人に限定すると、家族の団らんが減ったと回答した人は0人だった。

生活・健康 保護者
コロナ禍に入ってからの最初の1年間と、その後1年間で、居住エリアに対する意識は変化しましたか?
  • コロナ禍に入ってからの最初の1年間と、その後1年間で、居住エリアに対する意識は変化しましたか?
  • コロナ禍に入ってからの最初の1年間と、その後1年間で、住まいに求める要素に意識は変化しましたか?
  • コロナ禍で、変化したと感じる住まいに求める要素にあてはまるものをすべてお選びください
  • コロナ禍に入ってからの最初の1年間と、その後1年間で、家族やパートナーとの団らんの時間に変化はありましたか?

 スウェーデンハウスは「コロナ禍2年目における住まいの意識調査」を実施し、結果を発表した。コロナ禍で家族の団らんが増えた人は約3人に1人。在宅勤務ありの人に限定すると、家族の団らんが減ったと回答した人は0人だった。

 調査は、スウェーデンから輸入した組立建物の製造や販売、設計等を展開するスウェーデンハウスが実施したもの。新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言後1年のタイミングで実施した「コロナ禍における住まいの意識調査」に続き2回目となる。全国の20代~60代の男女500人を対象とし、2022年3月22日~3月25日にインターネットで調査を実施した。

 「コロナ禍に入ってから最初の1年間と、その後の1年間で、居住エリアに対する意識は変化したか」を質問したところ、「変化があった」との回答は16.8%。前回の調査よりも1.0%高くなった。コロナ禍で勤務形態が変化したことにより、居住エリアの検討範囲が広がっていることがうかがえる。

 「コロナ禍に入ってから最初の1年間と、その後の1年間で、住まいに求める要素は変化したか」の質問には、「変化があった」が19.0%となり、前回調査よりも7.8%低かった。

 上記2つの質問で「変化があった」と回答した人に、住まいに求める要素の変化について調査したところ、「インターネット環境」と回答した人が最多。「日常生活・買い物に便利なところに住みたい」も全体で43.5%と高い割合を占めた。「空間の切り分け」や「プライバシー」も前回に引き続き上位に入った。

 「コロナ禍に入ってから最初の1年間と、その後の1年間で、家族やパートナーとの団らんは変化したか」を尋ねると、「団らんの時間が増えた」との回答が30.0%。前回調査よりも減少したものの、団らん時間の増加は現在も持続しているようだ。

《竹間たまみ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top