子供による月面コミュニティ…9月の国際宇宙会議で論文発表

 宇宙ベンチャー企業のASTRAX(アストラックス)は、2022年9月にパリで開催される宇宙業界の国際会議である第73回国際宇宙会議(IAC 2022)向けて、ASTRAXグループメンバーと共同で発表申請していた論文30本が審査を通過し、国際宇宙会議で発表をすることを公表した。

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IAC 2022に向け、全世界97カ国から約4800本の論文が申請された
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  • 宇宙ベンチャー企業のASTRAX
 宇宙ベンチャー企業のASTRAX(アストラックス)は、2022年9月にパリで開催される宇宙業界の国際会議である第73回国際宇宙会議(IAC 2022)向けて、ASTRAXグループメンバーと共同で発表申請していた論文30本が審査を通過し、国際宇宙会議で発表をすることを公表した。各著者に向けて論文発表に向けたサポートを行っていく他、IAC 2022参加希望者への特別ツアーも準備を予定している。

 国際宇宙会議(IAC)は、国際宇宙航行連盟(IAF)の主催により年に1度開催される宇宙業界最大の国際会議。第73回となる2022年は、「Space for @ll」をテーマにフランス国立宇宙研究センター(CNES)がホストを務め、9月18日~22日の会期でフランスのパリを舞台に開催される。同会議に向けては、全世界97か国から国際宇宙会議史上最多となる約4,800本の論文の発表申請が行われており、2022年4月22日までにその内の約2,800本の論文が審査を通過。

 民間宇宙飛行士の山崎大地が代表を務める宇宙ベンチャー企業のASTRAXからは、代表である山崎大地氏による論文32本とASTRAXグループメンバーによる論文64本の合計96本の論文が発表申請されていたが、そのうちの30本(山崎大地氏による論文12本、グループメンバーによる論文18本)が4月20日に採択された。

 ASTRAXは、2021年10月にアラブ首長国連邦のドバイで開催された第72回国際宇宙会議(IAC 2021)でも、グループメンバーとの共同により23本の国際論文を発表している。

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《増田有紀》

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