大阪公立大×阪大、医療人材育成等で包括連携協定を締結

 大阪大学と大阪公立大学は2022年6月17日、大阪の成長・発展の基盤となる人材育成と研究を推進するため、包括連携協定を締結した。今後、両大学による連携協議会を設置し、医療人材育成や、2025大阪関西万博とSDGsの達成に向けた取組みの推進等を目指す。

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大阪公立大学 辰巳砂昌弘学長(左)・大阪大学 西尾章治郎総長(右)
  • 大阪公立大学 辰巳砂昌弘学長(左)・大阪大学 西尾章治郎総長(右)
  • 包括連携協定締結式
 大阪大学と大阪公立大学は2022年6月17日、大阪の成長・発展の基盤となる人材育成と研究を推進するため、包括連携協定を締結した。今後、両大学による連携協議会を設置し、医療人材育成や、2025大阪関西万博とSDGsの達成に向けた取組みの推進等を目指す。

 これまでも、大阪大学と大阪公立大学は、関係部局同士の個別的な案件で連携しており、今回の協定締結では、両大学による連携協議会を設置し、部局を超えた幅広い分野での連携を進めていく。

 同日行われた締結式には、大阪大学の西尾章治郎総長、大阪公立大学の辰巳砂昌弘学長、運営法人である公立大学法人大阪の西澤良記理事長らが出席。具体的な連携として、感染症医療人材の育成、2025大阪・関西万博とSDGsの達成に向けた学生の取組みの推進等が紹介された。

 大阪大学の西尾総長からは、「それぞれの大学の強みを活かした連携関係を強めていくことにより、その相乗効果によって、両大学が社会課題解決への貢献をさらに深め、進めていくことができるものと確信しております」と今後の展望が語られた。
《川端珠紀》

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