【大学受験2023】名古屋音楽大、中部地区音楽系大学初「飛び入学制度」導入

 名古屋音楽大学は2023年度選抜試験より、中部地区の音楽系大学として初、全国の音楽大学でも4番目となる「飛び入学制度」を導入。対象は現高校2年生で国内外のコンクールにおいて顕著な実績を有する者。出願期間は2023年1月5日~20日。書類、実技、面接にて選考を行う。

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名古屋音楽大学「飛び入学制度」導入
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 名古屋音楽大学は2023年度選抜試験より、中部地区の音楽系大学として初、全国の音楽大学でも4番目となる「飛び入学制度」を導入する。対象は、現高校2年生で国内外のコンクールにおいて顕著な実績を有する者。出願期間は2023年1月5日~20日。書類、実技、面接にて選考を行う。

 名古屋音楽大学は、ひとりひとりの能力・適正に応じた教育を進める観点から、音楽の分野において特に優れた資質を有する者に対して早期に大学入学の機会を与え、その才能のより一層の伸長を図ることを目的に、2023年度選抜試験より「飛び入学制度」の導入を決定した。

 対象コースは、音楽学部音楽学科のピアノ演奏家コース、管楽コース、弦楽コース、打楽コース、声楽コース、作曲・音楽クリエイションコース。募集定員は若干名で、対象は、現在高校2年生に在学し、2023年4月1日時点で年齢が満17歳以上の者。または、海外において9年課程に引き続く学校教育の課程に2年以上在学した者等。対象コースの分野において優れた能力を有し、国内外のコンクールにおいて顕著な実績を有すること等が出願資格となる。

 飛び入学制度の合格者には、本人の希望にあわせた「オーダーメイドレッスンスタイル」や、海外の著名な先生による特別レッスン、コンクール等に対応できるサポートを行う他、特待生として1年次の授業料の全額を免除する学納金サポートを実施。特に優れていると認められた合格者に対しては「4年間継続特待生」の資格が与えられる。また、オーストリア・ザルツブルグ・モーツァルテウム大学やドイツ・エッセン・フォルクヴァング芸術大学への短期留学等、海外音楽大学への留学バックアップも用意されている。

 出願期間は2023年1月5日~20日。書類審査による第一次選抜の結果は2月3日に発送。第二次選抜は2月16日に実技・面接を実施。合格発表は2月17日。詳細はWebサイトに掲載の学生募集要項にて確認できる。


《畑山望》

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