札幌静修高校、通信制課程を開校…2023年度より募集

 札幌静修学園 札幌静修高等学校は2022年9月20日、通信制課程(広域制・単位制)普通科の設置が7月に認可されたことから、2023年度入学より募集開始することを発表した。通信制課程では札幌に本校を、東京、大阪、京都、兵庫、福岡に学習等支援施設を用意する。

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学校法人札幌静修学園 札幌静修高等学校 新校舎完成予定図
  • 学校法人札幌静修学園 札幌静修高等学校 新校舎完成予定図
  • 環境と農業の関わりを学ぶ「アグリコース」
  • 学習支援コース
  • 大阪・京都担当 千足先生の作品 (c) 千足
  • 通信のみ
  • ココロスイッチ
  • 札幌静修高等学校の3つのココロと5つのチカラ

 札幌静修学園 札幌静修高等学校は2022年9月20日、通信制課程(広域制・単位制)普通科の設置が7月に認可されたことから、2023年度入学より募集開始することを発表した。通信制課程では札幌に本校を、東京、大阪、京都、兵庫、福岡に学習等支援施設を用意する。

 札幌静修高等学校は札幌の中心部に位置し、普通科・ユニバーサル科の2学科を擁する、2022年で創立100周年を迎えた歴史と伝統のある学校。さらなる教育向上を目指し、2023年には新校舎の建設に着工する。使用できる時期は、体育館が2025年春、新校舎が2027年春を目指している。

 新設の通信制課程は、マイファームとSCIの協力のもと、2022年7月に北海道庁より正式に設置認可が下りた。設置学科は普通科で、学習支援コースの他、自然からの気付きにより人間的成長を図ることのできるアグリコースや、内なるものを表現し自分の可能性を見出すイラスト(芸術)コースがあり、希望のコースを選択できる。

 学習スタイルは、週5日通学、週3日通学、週1日通学、通信のみから自分にあった学び方が選択できる。途中から通学日数を増やして別コースにすることも可能。高等学校の卒業には74単位以上の修得が必要なため、1人学習に自信がない人や、直接学習サポートを受けたい人のために適したコースが選べるようになっている。

 このうち通信制のみのコースでは、期日までにレポート提出を行い、年に数回(1~2回程度)のスクーリングと試験(単位認定試験)が必要。指定された面接指導等の実施施設まで行かなければならない。働きながら高等学校卒業資格を目指したい等、通信制のみを選択する理由にはさまざまなケースが考えられるが、自己管理が非常に大きく求められるため、保護者や学校の先生等に相談したうえで選択することが望ましい。

 募集地域は、北海道、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県、佐賀県の10都道府県。募集定員総数は普通科180名(総定員男女360名)。募集定員は、札幌本校20名(30名)、東京学習等支援施設40名(90名)、大阪学習等支援施設40名(90名)、京都学習等支援施設30名(60名)、兵庫学習等支援施設10名(10名)、福岡学習等支援施設30名(60名)、石川学習等支援施設10名(20名)。

 札幌静修高等学校は「ココロスイッチ」を理念に掲げ、生徒ひとりひとりのココロのスイッチを押す勇気を後押ししていくとともに、生徒も先生も心の偏差値Sランクを目指していく。

◆札幌静修学園 札幌静修高等学校 通信制課程
募集地域:北海道、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県、佐賀県
<コース:受講できる施設>
アグリコース:北海道・東京・大阪・京都・兵庫・福岡
イラスト(芸術)コース:東京・大阪・京都・福岡
学習支援コース:北海道・東京・大阪・京都・兵庫・福岡
※アグリコース、イラスト(芸術)コースは学習支援コースがセットになる
<学習スタイル>
週5日通学・週3日通学・週1日通学・通信のみ
<募集定員:普通科180名(総定員男女360名)>
札幌本校20名(30名)
東京学習等支援施設40名(90名)
大阪学習等支援施設40名(90名)
京都学習等支援施設30名(60名)
兵庫学習等支援施設10名(10名)
福岡学習等支援施設30名(60名)
石川学習等支援施設10名(20名)


《川端珠紀》

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