東京都環境科学研究所「バーチャル研究所」開設

 東京都環境科学研究所は2022年11月24日、研究所のホームページ内に「バーチャル研究所」を開設した。施設や研究内容が、ショートムービーとしてわかりやすく解説している。

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環境科学研究所バーチャル研究所
  • 環境科学研究所バーチャル研究所
  • 大気環境測定編
  • 廃プラスチック素材の判別編
  • 水素蓄電編

 東京都環境科学研究所は2022年11月24日、研究所のホームページ内に「バーチャル研究所」を開設した。施設や研究内容が、ショートムービーとしてわかりやすく解説している。

 東京都環境科学研究所は、東京都の暮らしと環境を守るためにさまざまな調査研究や、技術支援を行っている。今回は、研究業務を身近に感じてもらうため「バーチャル研究所」を開設した。施設や研究内容をショートムービーで知ることができ、子供から大人まで楽しめる。

 たとえば、「大気環境測定編」では、M2.5とはなにか。人間活動や自然による発生原因、現在までの発生状況等を解説。また、研究所での空気や風、雨などの測定機器をビジュアルで紹介し、約2分の動画となる。

 「廃プラスチック素材の判別編」では、プラスチックの種類・用途や、焼却処理による地球温暖化への影響を解説。見た目が同じプラスチックでも、素材の違いを判別する研究が紹介され、リサイクル等の促進に繋がる。

 「水素蓄電編」では、再エネ電力を利用し、水素を製造・貯蔵。電力が必要な際、その水素を利用して発電する「水素蓄電」の仕組みを解説。他に、太陽光パネルや燃料電池などで構成する水素蓄電実験システムを紹介する。

 この他に、マイクロプラスチックの実態、自動車排出ガスの実測、気候変動への適応策などについても紹介している。

《宮内みりる》

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