集英社、夢に挑んだ「スラムダンク奨学生インタビュー」刊行

 集英社は2023年1月26日、ノンフィクション新刊「スラムダンク奨学生インタビュー その先の世界へ」を刊行。高校卒業後にバスケットボールで夢をつかもうと、「スラムダンク奨学生」として渡米した14人へのインタビューをまとめた。価格は1,815円(税込)。

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スラムダンク奨学生インタビュー その先の世界へ
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 集英社は2023年1月26日、ノンフィクション新刊「スラムダンク奨学生インタビュー その先の世界へ」を刊行。高校卒業後にバスケットボールで夢をつかもうと、「スラムダンク奨学生」として渡米した14人へのインタビューをまとめた。価格は1,815円(税込)。

 スラムダンク奨学金は、「スラムダンク」の作者である井上雄彦氏の「この作品をここまで愛してくれた読者とバスケットボールというスポーツに、何かの形で恩返しがしたい」という志から始まった奨学金制度。高校を卒業後、大学あるいはプロを目指してアメリカで競技を続ける意志と能力をもちながら、経済的その他の理由でその夢をかなえられない若い選手を対象に、アメリカのプレップスクール留学への支援を行っている。奨学金の原資は「スラムダンク」の印税の一部と、アイティープランニング、集英社の拠出金で成り立っている。第17回の募集は2023年1月31日まで。

 今回、この制度を生かし、大好きなバスケットボールで夢をつかもうとアメリカのプレップスクールに留学した奨学生の内の14名に留学時の経験についてインタビューを実施。さまざまな苦悩、葛藤、そして、挑戦した者にしか味わうことのできない喜びにあふれたリアルな経験談を1冊の書籍にまとめた。

 カバーは井上雄彦氏描きおろしの桜木花道のイラスト。各奨学生へのインタビューの最後にも井上氏からのメッセージとイラストが添えられている。著者は、アメリカでバスケットボールを中心にスポーツライターとしての活動する宮地陽子氏と、スポーツを中心に漫画・カルチャーに至るまで幅広く取材、執筆、編集を行う伊藤亮氏の共著。

 インタビューを受けたのは、「スラムダンク奨学生」第1期生から第13期生までの中から、計14名。世界に飛び出し、激しい競走の中に身を置くことでしか見つけられない自分の可能性や強み、行動することの大切さ等、困難を克服し人生を楽しむためのヒントが凝縮された、新たな一歩を踏み出そうとするすべての人に贈る1冊。

《畑山望》

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