【大学入学共通テスト2023】追再試験1/28・29…日本海側で雪、全国的に寒さに注意

 2023年度大学入学共通テストの追・再試験が1月28日・29日に実施される。10年に一度といわれる大寒波の影響が長引き、両日ともに日本海側を中心に広い範囲で雪、全国的に寒さに注意が必要。時間に余裕をもって試験場へと向かってほしい。

教育・受験 高校生
2023年1月28日の天気予報
  • 2023年1月28日の天気予報
  • 2023年1月29日の天気予報
  • 2023年1月28日の天気予報
  • 2023年1月29日の天気予報
  • 大学入学共通テスト会場(679か所)の天気
  • 全国学校のお天気

 2023年度(令和5年度)大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の追・再試験が1月28日・29日に実施される。10年に一度といわれる大寒波の影響が長引き、両日ともに日本海側を中心に広い範囲で雪、全国的に寒さに注意が必要。時間に余裕をもって試験場へと向かってほしい。

 気象庁が1月27日午後1時に発表した天気予報によると、追・再試験1日目の28日は北海道から中国地方まで日本海側で広く雪の予想。気温も低く、特に北陸地方では風も強く吹雪となるおそれがある。2日目となる29日は、雪の範囲は狭まるものの、引き続き日本海側を中心に降雪・積雪に注意が必要。太平洋側は晴れ間が見えるものの、全国的に気温は低くなる。

 各地の天気予報は、札幌は28日が曇り、29日が曇一時雪、最高気温は-3~-4度。東京は28日・29日ともに晴時々曇、最高気温は8~9度。大阪は28日・29日ともに曇時々晴、最高気温は6~9度。福岡は28日・29日ともに曇、最高気温が4~7度。

 ウェザーニュースによると、冬型の気圧配置が周期的に続き、日本海側は雪や雨の降りやすい日が続く予想。太平洋側は日差しが届きやすいものの、周期変化がある。各地で昼間も真冬の寒さとなるため、全国的に雪や厳しい寒さに警戒が必要だ。

 受験生に向け、ウェザーニュースは全国679か所を網羅した「大学入学共通テスト会場の天気」を、東進ハイスクールのWebサイトでは、1時間ごとのピンポイント天気と90日先の天気がわかる「全国学校のお天気」を掲載。気になる試験当日の天気をピンポイントで確認できる。

 大学入試センターの1月18日午後2時時点の発表によると、今回の追・再試験の受験対象者は、追試験が疾病・負傷3,557人、事故等332人の計3,889人。再試験は、試験場が正規の試験時間を確保しなかったことにより、393人が受験する。

 試験当日に、交通機関に遅れや運転の見合わせが生じているときは、試験場で試験開始時刻の繰下げ等を行うことがあるので、まずは追試験受験許可書または再試験受験確認書に記載されている連絡先へ連絡し、試験場に向かう。雪・事故等により交通機関に遅延・運休が生じる場合もあるため、時間に余裕をもって試験場へ向かってほしい。

《畑山望》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top