【高校受験2023】鳥取県立高、新設の特色選抜出願状況…倉吉東2.60倍

 鳥取県教育委員会は2023年1月27日、2023年度(令和5年度)県立高等学校入学者選抜における特色入学者選抜の志願状況を発表した。2023年度から新たに実施される特色入学者選抜の志願倍率は1.09倍。最高倍率は、倉吉東(普通)の2.60倍となった。

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令和5年度鳥取県立高等学校特色入学者選抜志願者数等について
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 鳥取県教育委員会は2023年1月27日、2023年度(令和5年度)県立高等学校入学者選抜における特色入学者選抜の志願状況を発表した。2023年度から新たに実施される特色入学者選抜の志願倍率は1.09倍。最高倍率は、倉吉東(普通)の2.60倍となった。

 鳥取県立高等学校入学者選抜では、より強い目的意識をもった生徒の受検機会を確保するため、2023年度高校入試より従来の推薦入学者選抜を廃止し、新たに特色入学者選抜を導入した。特色募集人員は、20校41科4コース計893人、募集定員全体に占める比率は22.6%。

 特色入学者選抜は、1月26日・27日に出願を受付。締切日同日に発表された志願状況によると、全日制は特色募集人員875人に対して、955人が出願、倍率は1.09倍。前年度(2022年度)の推薦入学者選抜の0.81倍より0.28ポイント増となった。県内の地区ごとの倍率は、東部1.03倍、中部0.98倍、西部1.22倍。

 各学校の倍率をみると、もっとも倍率が高かったのは倉吉東(普通)2.60倍。ついで、米子南(生活文化・調理)2.50倍、米子南(生活文化・環境文化)2.43倍、米子西(普通)2.11倍、米子工業(建設・建築)2.11倍、鳥取商業(商業)1.94倍、境(普通)1.74倍、倉吉総合産業(生活デザイン)1.67倍、倉吉総合産業(ビジネス)1.60倍、鳥取西(普通)1.60倍等。

 特色入学者選抜では、面接または口頭試問を全員に実施する他、学力検査、作文、小論文、プレゼンテーション、実技検査から1つ以上を選択して実施。検査実施日は2月3日、合格発表は2月10日に中学校長へ通知する。一般入学者選抜は、2月16日~20日に出願受付、3月7日・8日に検査(学力検査は3月7日)、3月16日に合格発表を行う。

《畑山望》

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