京都府教育委員会は2023年2月17日、2023年（令和5年度）京都府公立高校入学者選抜の前期選抜の受験状況を公表した。前期選抜を実施した58校の受験者数は1万250人、平均倍率は1.92倍。もっとも倍率が高かったのは桂（普通）6.00倍だった。
2023年度京都府公立高校入学者選抜の前期選抜は、2月16日と17日（音楽科は2月4日と5日）に府立50校・市立8校の計58校で学力検査等を実施した。このうち全日制は、前期選抜の募集人員5,307人に対し、受検者数は1万228人、平均倍率は1.93倍で前年度と比較して0.07ポイント減少した。
学科別では、普通科等の前期選抜は募集人員2,811人に対し、受検者数は6,813人、倍率は2.42倍。専門学科は募集人員2,314人に対し、受検者数は3,265人、倍率は1.41倍。総合学科は募集人員182人に対し、受検者数は150人、倍率は0.82倍。
学校・学科別では、桂（普通・A方式）6.00倍がもっとも高く、ついで鴨沂（普通・A方式1型）5.54倍、田辺（普通・A方式）5.46倍、日吉ケ丘（普通／単位制・A方式）5.21倍、西城陽（普通・A方式1型）5.15倍。
この他、堀川（探究・A方式）1.56倍、堀川（普通・A方式）1.50倍、嵯峨野（普通・A方式）1.86倍、嵯峨野（京都こすもす／自然科学・A方式）1.39倍、嵯峨野（京都こすもす／人間科学 自然科学＜共修＞・A方式）1.54倍、西京（エンタープライジング・A方式1型）1.99倍、西京（エンタープライジング・A方式2型）1.31倍等。
京都府公立高校の前期選抜は今後、2月22日に合格発表を行う。新型コロナウイルス感染等で前期選抜を受検できなかった者が対象となる追検査は3月3日（美術工芸科3月2日・3日）、追検査の合格発表は3月7日。
