「つないだ手 離す代わりに まもレール」親と子のホンネ俳句入賞6選

 東日本旅客鉄道(JR 東日本)、東京都交通局(都営交通)、東京地下鉄(東京メトロ)とセントラル警備保障(CSP)は共同で提供する「改札通過通知サービス 『まもレール』」 に関連し、第2回「親と子のホンネ俳句大賞」を開催した。作品応募は6,758作品。6句が入選した。

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第2回「親と子のホンネ俳句大賞」
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 東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京都交通局(都営交通)、東京地下鉄(東京メトロ)とセントラル警備保障(CSP)は共同で提供する「改札通過通知サービス『まもレール』」に関連し、第2回「親と子のホンネ俳句大賞」を開催した。作品応募は6,758作品。6句が入選した。

 「まもレール」は、2017年10月にJR東日本の中央線57駅から開始した。子供の「信頼してほしい」という気持ちと、親の「信頼したい、けれど不安」という気持ちに応えるために誕生した。2020年には、都営交通、東京メトロが新たに加わり、現在は496駅で利用可能な共同事業へと大きく成長し、さらに利用しやすくなった。

 「まもレール」では、親子に寄り添うサービスでありたいという思いのもと、いつもは言えない感謝の思いや、実は謝りたかったこと等、親子の間に生まれるホンネを引き出し、さらなる信頼関係づくりを目的として、2021年に第1回「まもレール『親と子のホンネ俳句大賞』」を実施。

 2回目となる今回は、2022年11月21日~2023年1月9日の間「新生活がスタートすることで生まれる親のホンネ・子のホンネ」をテーマに、五七五のリズムにのせた俳句を募集した。応募数は、第1回を上回る6,758作品が集まった。入賞作品6句は、JR東日本、都営交通、東京メトロ各駅でポスターとして掲出される。

 「親のホンネ大賞」は、「つないだ手 離す代わりに まもレール」りんりん(香川県/40歳)さんの作品。「楽しい時も悲しい時も不安な時も一緒に過ごしてきた、かけがえのない時間。心配でいつまでも手をつないで傍にいたいという親心。その一方で、親の手を離れ、大人の階段を上って行こうとする子供をおもんばかり、成長を見守ろうという決意が感じられる。親御さんの想いに応えるべく気が引き締まる思いがした一句」と選評している。

 「子のホンネ大賞」は、「照れ隠し 手を振る母に 『もういいよ』」wack(大阪府/17歳)さんの作品。「我が子を送り出す母の姿。いつまでも手を振り続ける母の姿には、子供へのエールと愛情が伝わる。母の気持ちはわかっているけど、自分はもう大人、恥ずかしさや素直になれない思い。「もういいよ」という言葉の後に嬉しさをかみしめている姿が思い浮かび、親子の信頼関係が伝わってくる素敵な一句」と選評している。それぞれ入選者には、QUOカード10万円分が贈られる。

 「JR東日本賞」は、「子の門出 目は離さずに 手を離す」風信子(東京都/62歳)さんの作品。「都営交通賞」は、「見守ると 決めたそばから 口が出る」ウィスキースマイル(愛知県/44歳)さん。「東京メトロ賞」は、「ひとり行く あなたの無事を 知りたくて」にぼし(埼玉県/32歳)さん。「CSP賞」は、「ありがたや 通知が合図の 出来立てご飯」ぽこりん(東京都/16歳)さんの作品となった。

 俳句大賞は今回に限らず、親が子供を想う気持ち、子供が親を想う気持ち、親子のホンネを引き出す場として、今後も開催を検討するとしている。

 また、「Twitterフォロー&リツイートキャンペーン」を3月20日まで行っている。まもレールの公式Twitterアカウントをフォロー後、「親と子のホンネ俳句大賞」の入賞作品を紹介した投稿をリツイートする。抽選で5名に、Amazonギフトカード1万円をプレゼントする。

◆Twitterフォロー&リツイートキャンペーン
期間:2023年2月21日(火)~3月20日(月)
参加条件:まもレール公式Twitterアカウント(@mamorail_CP)をフォロー後、「親と子のホンネ俳句大賞」の
入賞作品を紹介した投稿をリツイート
当選者:抽選で5名にAmazonギフトカード(Eメールタイプ)1万円をプレゼント
※当選者へはメールが送付される

《宮内みりる》

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