横浜市立大学は、2023年度より横浜銀行の寄附金を原資とする留学奨学金プログラム「はまぎんGlobal Challenge」をスタートする。支給額は、プロポーザル型が月額20万円、経済支援型が留学1回につき最大20万円。学内選考を経て計4名の合格者を決定した。
2028年に創立100周年を迎える横浜市立大学は、YCUビジョン100を推進する教育、研究、拠点整備、医療の4分野で記念プロジェクトを立ち上げ、その取組みを進めるため、「YCU100募金」という寄附事業を展開している。
「はまぎんGlobal Challenge」は、横浜銀行からの寄附金を原資とする留学奨学金プログラム。YCU100募金の「ビジネス人材育成・留学支援プロジェクト～世界に羽ばたくグローバル人材育成事業」の趣旨に賛同した横浜銀行から、2023年度より5年間にわたって寄附を受け、選考により採択された学生に最大200万円の支援金を給付し、学生の留学を支援する。
留学奨学金プログラムには、プロポーザル型と経済支援型の2つがある。採択の結果、学内選考を経てプロポーザル型2名、経済支援型2名の合格者を決定した。
プロポーザル型は学部生・大学院生が対象。留学、インターンシップ、ボランティア等を活用して、自ら課題と目標を設定し、その解決に向けた計画を立案して応募した学生を選抜。支給額は、月額20万円（最大200万円）。
一方、経済支援型は学部生が対象。経済的に海外渡航が困難だが成績優秀な学生の大学公式留学プログラムへの参加を支援する。大学公式留学プログラムは、横浜市立大学の海外協定校等へ学生を派遣する短期プログラム。支給額は、留学1回につき最大20万円。
