子供のスマホの利用料金「3,000円未満」が増加、ドコモ調査

 NTTドコモ モバイル社会研究所が2022年11月に実施した、子供のケータイ利用に関する調査によると、子供のスマホの利用料金は「3,000円未満」が増加傾向。中学生の利用料金に対する保護者の意識は、「高い」が減少し、「安い」「普通」が約8割を占めることがわかった。

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 NTTドコモ モバイル社会研究所が2022年11月に実施した、子供のケータイ利用に関する調査によると、子供のスマホの利用料金は「3,000円未満」が増加傾向。中学生の利用料金に対する保護者の意識は、「高い」が減少し、「安い」「普通」が約8割を占めることがわかった。

 調査方法は訪問留置調査。調査対象は関東1都6県の小学生および中学生とその保護者。有効回答数は500。サンプリングはQUOTA SAMPLING(クォータサンプリング)で、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。

 小学生・中学生のスマホ利用料金は、2019年に比べ「3,000円未満」が増加傾向にある。特に中学生は、2019年には約6割だった「3,000円以上」が、2022年には約4割に減少した。また、小学生は「3,000円未満」が約9割、「3,000円以上」は約1割と、中学生より安い傾向があった。

 子供のスマホ利用料金対する保護者の意識は、中学生では「高いと思う」が24%で、2019年の41%から17ポイント減少。「安いと思う」「普通だと思う」が合わせて76%となった。小学生は「安いと思う」と「普通だと思う」が合わせて86%で、中学生の76%に比べると10ポイント高かった。

 子供のスマホ利用率は年々増加しており、所有開始年齢も低年齢化している。

《藤本ゆう子》

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