Helpfeelは2023年3月27日、シンラインが提供するキャリア教育プログラム「学生図鑑のオープンキャンパス」に、検索型FAQ「Helpfeel（ヘルプフィール）」が導入されたことを公表した。
「Helpfeel」は、独自アルゴリズム「意図予測検索」を搭載した、検索ヒット率98%を誇る検索型FAQシステム。チャットボットとは異なり、AIに学習させるためのデータの準備や導入後のチューニング工数も不要。検索に対する「回答記事」を準備するだけで、高性能なFAQサイトを短期間で導入できるという。
また、Helpfeelは「2021年度グッドデザイン賞」を受賞。「Industry Co-Creation（ICC）サミットKYOTO 2021」「SaaS RISING STAR CATAPULT 次のユニコーンを探せ！」優勝、「Mizuho Innovation Award」2020年度第4四半期受賞、「X-Tech Innovation 2020」グランプリファイナル進出、2019年IVS LaunchPad出場の実績がある。
今回「Helpfeel」が導入された「学生図鑑のオープンキャンパス」は、キャリア教育プログラム。中高生の進路選びにおける文理選択や学部・学科の特徴、受験勉強方法等、悩みや疑問に対し、先輩である大学生や専門学校生約30名が授業の一環として中学校・高校を訪問し、中高生にアドバイスや体験談を話す。しかし、「イベントでは対話する時間が限られる」という課題があった。
この課題解決のために、「学生図鑑のオープンキャンパス」に検索型FAQの「Helpfeel」を導入し、中高生からのよくある質問に対する大学生・専門学校生のリアルな声（考え方、体験談）をデータベース化。Helpfeelで作成した「＃教えて学生図鑑」で、中高生が気軽に検索できるようになった。
これまで進路関連の検索ワードは言語化しにくいことが多く、求めている情報にたどりつくことが難しいという課題があった。しかし、Helpfeelは曖昧な言葉や抽象的なキーワードでも検索可能。中高生が求める情報に適した検索が可能であることから導入された。
中高生が「学生図鑑のオープンキャンパス」の前に「＃教えて学生図鑑」を活用し、事前に疑問を解決しておくことで、イベントが有意義で建設的な場になるという。Helpfeelは、今後も「Helpfeel」を併用した他に類を見ないイベントの開催で、中高生の「問い」に徹底して応えることを目指していくとしている。
