小中学生「家族旅行好き」9割…人気1位は「北海道」

 子供向けサイト「ニフティキッズ」は2023年6月8日、「旅行」に関するアンケート結果を公開した。「家族旅行」が好きと回答した小中学生は9割となり、家族で旅行に行ってみたい都道府県の1位は北海道、2位は沖縄となった。

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「旅行」に関するアンケート調査(イメージ)
  • 「旅行」に関するアンケート調査(イメージ)
  • コロナが流行する前まで、年に何回くらい家族で旅行に行っていた?(小中学生)
  • コロナが落ち着いてきた今、年に何回くらい家族で旅行に行きたい?(小中学生)
  • 家族旅行をするのは好き?(全体)
  • 家族旅行をするのは好き?(小学生)
  • 家族旅行をするのは好き?(中学生)
  • 旅行に行くなら、どんな場所がいい?(全体)
  • 旅行に行くなら、どんな場所がいい?(小学生)

 子供向けサイト「ニフティキッズ」は2023年6月8日、「旅行」に関するアンケート結果を公開した。「家族旅行」が好きと回答した小中学生は9割となり、家族で旅行に行ってみたい都道府県の1位は北海道、2位は沖縄となった。

 調査は、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者を対象に2023年4月20日~5月15日、インターネットを利用して実施。有効回答数は1,227人。

 コロナが流行する前まで、年に何回くらい家族で旅行に行っていたかを聞くと、もっとも多かったのは「年に1~2回」(48%)、ついで「3~4回」(24%)だった。コロナが落ち着いてきた今、年に何回くらい家族で旅行に行きたいかについては、もっとも多かったのは「1~2回」(39%)、ついで「3~4回」(27%)と、コロナ流行前に旅行に行っていた頻度のランキングと変わらない結果となった。

 家族旅行をするのは好きかを聞くと、全体の59%が「好き」、28%が「どちらかと言えば好き」と回答し、あわせると約9割が家族との旅行を好ましいと感じているのがわかった。また、家族と旅行に行くことが好きな理由の1位は「思い出が作れる」だった。中学生の回答では、「日常とは違うことができる」がわずかに「思い出が作れる」を抜いて1位となり、中学生になると、だんだんと家族と楽しんだ思い出よりも自分自身の経験を重視するような傾向があるのかもしれないと分析している。そのほか、「お土産を買えるから」「非日常の中で家族の偉大さが再認識できる」などのコメントがあった。

 一方、家族と旅行に行くことが「嫌い/どちらかといえば嫌い」と回答した人の理由をみると、小学生では「そのほか」を除くと「疲れるから」(26%)がもっとも多く、ついで「体調面が心配」(16%)だった。中学生は、小学生の結果と同様に「疲れるから」(39%)が1位だったが、「体調面が心配」はわずか5%となった。また、少数意見として「1日中家族と一緒にいるのがつらい」「せっかく行くなら友達と行きたい」「親と趣味があわないから」などのコメントも。

 家族旅行の行き先の決め方は、全体の半数以上が「親が決める」(55%)と回答。31%の人が「家族会議で決める」と回答したことから、旅行先を家族で決めるためコミュニケーションを取っている家庭も一定数あることがわかった。そのほかには「毎年決まっている」や「ルーレットで決めてから本当にそこでいいのか会議する」との回答もあった。旅行に行く場所の希望では、小学生の1位は「ゆっくり休める」、中学生の1位は「美味しいご飯が食べられる」と小学生と中学生で異なる結果になった。

 さらに、日本の都道府県で家族で1番旅行に行ってみたいのは、全体で1位は「北海道」(20%)、2位は「沖縄」(19%)だったが、小学生の1位は「沖縄県」で、中学生の1位は「北海道」となった。ついで「東京都」「大阪府」と、大都市に回答が集まった。

《田中志実》

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