こども家庭庁は、子育て中の人が普段どのようなときに子供や子育てに優しい社会であってほしいと思うかを把握するため、2023年7月31日まで意見を募集している。周りからの理解や配慮がほしかった場面などを教えてほしいと呼びかけている。
こども家庭庁では、地域や企業などのさまざまな場面で、年齢や性別を問わずすべての人が自然と子供や子育て中の人を応援していくような、子供・子育てに優しい社会づくりのための意識改革を進めようとしており、取組みを進めるにあたって今回、「こども・子育てにやさしい社会づくりのためのニーズ調査」を実施。子育て中の人が普段どのようなときに子供や子育てに優しい社会であってほしいと思うかを把握するため、広く意見を募集している。
質問項目は、「子供と一緒にいるときに、不便を感じたり、周りからの理解や配慮がほしかった場面」「その際、周りからほしかった理解や配慮の内容で一番近いもの」「不便を感じたり、周りからの理解や配慮がほしかった場面の具体的なエピソード」の3点。複数の場面について記載したい場合は、「回答欄を追加する」ボタンをクリックすると、複数の投稿もできる。また、答えたくない質問は答える必要はないとしている。
意見募集は7月31日まで。調査は、こども家庭庁から委託を受けたPoli Poliが実施。行政に声を届けるWebサイトサービス「PoliPoli Gov」内に意見募集ページを設けており、回答フォームから投稿できる。調査結果は回答者が特定されない形で一部を公表しており、ほかの人の投稿への返信や「いいね!」などのアクションも可能となっている。
◆こども・子育てにやさしい社会づくりのためのニーズ調査の意見募集
募集期間:2023年6月12日(月)~7月31日(月)23:59
対象:子育て中の人を中心に誰でも(年齢制限なし)
投稿方法:Webの回答フォームより